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東京五輪

「日本はバランスの取れたチーム」女子バスケ銀メダルの快挙に米メディアも賛辞!「指導ビデオを作れるほど」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.08

日本バスケ史上初の銀メダルを手にした「アカツキ5」。(C)Getty Images

日本バスケ史上初の銀メダルを手にした「アカツキ5」。(C)Getty Images

 日本の女子バスケ界に新たな歴史が刻まれた。

 東京五輪で決勝戦まで進んだ日本女子バスケットボール代表は、8月8日に金メダルをかけ“絶対的女王”アメリカと対戦。平均身長が8センチ高い相手に苦戦し、75-90で敗れたものの、日本史上初の銀メダルを獲得した。

 序盤から頭上を通るパスを止められず、徹底してゴール下を攻められ39-50で前半を折り返した日本。後半は町田と本橋を同時起用する2ガード体制で勝負に出たが点差は広がり、最終クォーターで追い上げを見せるも女王には及ばなかった。

 世界ランク1位の力を遺憾なく発揮したアメリカに敗れたものの、米放送局の『ESPN』では、日本のプレーを「スマートで効率的なゲームプランを組み立て、指導ビデオを作れるくらい完璧なシュート、ドリブル、パスが出来るロスターを誇示した」と称賛し、以下のように続けている。
 
「日本はバランスの取れたチームで、全ての選手が3ポイントシュートを打てる。3ポイントを平均すると41%の決定率で、その数字は世界のどのチームも羨ましいと思うもの。移動やバックカット、パスなど基本的な動きでシュートスペースをつくっていた」

 そんな日本だが女王の高さに歯が立たず、この日の3ポイントは31本中8本の成功に止まった。武器とする3ポイントを封じられた日本を同メディアは、「日本はアウトサイドのスペースをつくるのに悩み、普段ほど良いスペースを作れていなかった」と評している。

 アメリカに敗北を喫した「アカツキ5」。しかしこの悔しさを糧に、再びレベルアップした姿で夢の舞台に戻ってきてくれるに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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