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東京五輪

「最初は実感が沸かなかった」赤穂ひまわりがメダル獲得時と現在の心境を吐露「今は嬉しい気持ちでいっぱい」【東京五輪】

ダンクシュート編集部

2021.08.09

赤穂は今大会で平均9.3点、7.3リバウンドの活躍を披露した。(C)Getty Images

赤穂は今大会で平均9.3点、7.3リバウンドの活躍を披露した。(C)Getty Images

 東京五輪で世界を驚かせ、日本バスケ界に初のメダルをもたらした12人の選手たちとトム・ホーバス・ヘッドコーチは、8月9日にメダリスト会見を行なった。

 快進撃を見せた日本チームでキャプテンの高田真希に次ぐ平均26.6分に出場し、9.3点(チーム4位)、7.3リバウンド(同1位)の活躍を披露した赤穂ひまわりは「最初は実感が沸いていなかったんですけど、今じわじわと沸いてきて嬉しい気持ちでいっぱいです」とメダル獲得の喜びを語った。

 2018年から代表でプレーする赤穂が今大会で体感したのは「フィジカルの部分と高さの部分」で「国内だとなかなかブロックショットされる機会が少ないんですけど、今回の決勝(アメリカ戦)ではされてしまった」と反省点を述べた。

 続けて「(今後は)練習からそういった部分を意識して、自分より(身長が)高い相手と戦うことを想定して練習することが大事だと思いました」と決意を新たにした。
 
 そしてパリ五輪に向けて「今回、日本のバスケットができた時間帯はしっかり戦えていたと思うので、そこの部分をアジャストされた時に、それを超えていけるようにしていければ戦えると思います」とコメント。

 赤穂は準決勝のフランス戦では9本中7本のシュートを沈め、チーム最多の17得点、7リバウンドをあげて勝利の立役者となり、Bリーグの千葉ジェッツでプレーする双子の兄・雷太もツイッターで「ひまわり、シンプルに凄いな」と驚いていた。

 世界の舞台で堂々のパフォーマンスを見せた赤穂。185㎝のオールラウンダーはまだ22歳と若く、多くの伸びしろを残すだけに、2024年のパリ五輪ではさらにレベルアップした姿を見せてくれるに違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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