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東京五輪

車いすバスケ男子代表が銀メダル獲得!『SLAM DUNK』『リアル』作者の井上雄彦氏も「素晴らしかった」

ダンクシュート編集部

2021.09.05

車いすバスケ男子初の銀メダルを獲得。鳥海は8得点、18リバウンドの奮闘を見せた。(C)Getty Images

車いすバスケ男子初の銀メダルを獲得。鳥海は8得点、18リバウンドの奮闘を見せた。(C)Getty Images

 9月5日、東京パラリンピックの車いすバスケットボール男子決勝が行なわれ、日本はアメリカと対戦。60-64で敗れたものの、史上初の銀メダルを獲得した。

 これまでパラリンピックでの最高位は7位だった日本は、大会を通じて快進撃を披露。予選ラウンドを4勝1敗のグループ2位で突破すると、準々決勝でオーストラリア、準決勝では2018年世界選手権優勝のイギリスを破って初のメダルを確定させた。

 決勝のアメリカ戦でも前回王者相手に一歩も引かず、第1クォーターを終えて18-18の同点。第4クォーター中盤には若きエース、鳥海連志のリバウンドシュートで一時5点のリードを奪った。
 
 終盤に逆転を許し悲願の金メダル獲得とはならなかったものの、試合後はSNSを中心に多くの反響の声が相次いだ。なかでもバスケットボール漫画の金字塔『SLAM DUNK』の作者であり、1999年から車いすバスケットボールを題材にした『リアル』を連載中の井上雄彦氏もTwitterを更新。

 井上氏は日本代表のユニフォームのモチーフになっている富士山と、代表のユニフォームがかけられた車いすの写真とともに、「素晴らしかった」と一言。銀メダルと日本の国旗、金メダルとアメリカの国旗の絵文字も並べ、両国に敬意を表した。

 このツイートにはたちまち1万以上の「いいね」がつき、「井上先生が車いすバスケの普及に莫大な影響を与えてくれたおかげで、今大会の日本代表の強く逞しい試合を心から楽しんで見ることができました!!」「作品のおかげでこの方たちに出会えました」「今回の車いすバスケットボールの熱さを、『リアル』でも読みたいです!」といったコメントが寄せられている。

構成●ダンクシュート編集部

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