9月9日(日本時間10日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズがディアンドレ・ジョーダンの入団会見を行なった。
33歳のベテランセンターは、昨季までブルックリン・ネッツで2年間プレーしたのち、9月4日にデトロイト・ピストンズへトレード。その後バイアウトが成立し、自身5チーム目となるレイカーズと正式に契約を結んだ。
ジョーダンにとって、ロサンゼルスでプレーするのは2008年から10年間在籍したロサンゼルス・クリッパーズ以来、4シーズンぶりとなる。
「クリッパーズにいた時は最高の時間を過ごせた。素晴らしいフランチャイズだったよ。あのチームで過ごした時間に感謝している。でも今はこのチーム(レイカーズ)、それに俺たちが掲げる究極のゴールは何なのか、何を欲しているかにフォーカスしている。チームに加わることができて本当にワクワクしているんだ。自分にとって最高の機会だし、このチャンスを最大限に生かしていきたいね」(ジョーダン)
ジョーダンはクリッパーズ時代に5年連続フィールドゴール成功率でリーグトップに立ち、リバウンド王に2度輝いたほか、17年にはオールスター出場、オールNBAチームに3度、オールディフェンシブチームには2度も選出。クリス・ポール(現フェニックス・サンズ)やブレイク・グリフィン(現ネッツ)とともにチームをプレーオフ常連に押し上げた。
19年夏にケビン・デュラント、カイリー・アービングとともにネッツに入団したジョーダンは、両選手と16年のリオデジャネイロ・オリンピックで共闘し金メダルを獲得。今回の移籍で再び対戦相手になったことについては「俺たちはもう絶交だな(笑)」と笑顔を交えたジョークを飛ばし、こう話している。
「俺たちはバスケットボールに関係なく友人なんだよ。最終的に、それぞれがハッピーでありたいだけなのさ。俺としては何かのために競い合えることがすごく大事で、そのことは2人も理解してくれたよ。俺らはバスケという枠を超えた兄弟なのさ。チームメイトであろうがなかろうが、その関係に亀裂が入ることはないね」
211㎝・120㎏のベテランは、新天地レイカーズでドワイト・ハワードとともにリムプロテクターとして活躍することが期待されている。
「今、俺はこの場にいることを嬉しく思うし、ここの選手たちと一丸になってケミストリーを構築していくことが楽しみだ。これはプロセスではあるけど、このチームの皆は準備できていて、そのことを楽しみにしていると思う」
レイカーズにはレブロン・ジェームズ、ラッセル・ウエストブルック、ラジョン・ロンドという優秀なプレーメーカーがおり、ゴール下を戦場とするジョーダンには最高の環境と言えるだろう。
ジョーダンはウエストブルックについて「ラスはいつも本当にアグレッシブだし、まるで怒っているかのようにリング下へ入り込んでくるから本当にタフだよ。俺はあの男とチームメイトになった。だから毎晩、彼のリムへの侵入を邪魔しちゃいけないことを頭に入れておくよ」と語っていた。
今季は彼らの鋭いパスからジョーダンがダンク、あるいはショットミスをジョーダンがプットバックでカバーするシーンを何度も目にすることができるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
33歳のベテランセンターは、昨季までブルックリン・ネッツで2年間プレーしたのち、9月4日にデトロイト・ピストンズへトレード。その後バイアウトが成立し、自身5チーム目となるレイカーズと正式に契約を結んだ。
ジョーダンにとって、ロサンゼルスでプレーするのは2008年から10年間在籍したロサンゼルス・クリッパーズ以来、4シーズンぶりとなる。
「クリッパーズにいた時は最高の時間を過ごせた。素晴らしいフランチャイズだったよ。あのチームで過ごした時間に感謝している。でも今はこのチーム(レイカーズ)、それに俺たちが掲げる究極のゴールは何なのか、何を欲しているかにフォーカスしている。チームに加わることができて本当にワクワクしているんだ。自分にとって最高の機会だし、このチャンスを最大限に生かしていきたいね」(ジョーダン)
ジョーダンはクリッパーズ時代に5年連続フィールドゴール成功率でリーグトップに立ち、リバウンド王に2度輝いたほか、17年にはオールスター出場、オールNBAチームに3度、オールディフェンシブチームには2度も選出。クリス・ポール(現フェニックス・サンズ)やブレイク・グリフィン(現ネッツ)とともにチームをプレーオフ常連に押し上げた。
19年夏にケビン・デュラント、カイリー・アービングとともにネッツに入団したジョーダンは、両選手と16年のリオデジャネイロ・オリンピックで共闘し金メダルを獲得。今回の移籍で再び対戦相手になったことについては「俺たちはもう絶交だな(笑)」と笑顔を交えたジョークを飛ばし、こう話している。
「俺たちはバスケットボールに関係なく友人なんだよ。最終的に、それぞれがハッピーでありたいだけなのさ。俺としては何かのために競い合えることがすごく大事で、そのことは2人も理解してくれたよ。俺らはバスケという枠を超えた兄弟なのさ。チームメイトであろうがなかろうが、その関係に亀裂が入ることはないね」
211㎝・120㎏のベテランは、新天地レイカーズでドワイト・ハワードとともにリムプロテクターとして活躍することが期待されている。
「今、俺はこの場にいることを嬉しく思うし、ここの選手たちと一丸になってケミストリーを構築していくことが楽しみだ。これはプロセスではあるけど、このチームの皆は準備できていて、そのことを楽しみにしていると思う」
レイカーズにはレブロン・ジェームズ、ラッセル・ウエストブルック、ラジョン・ロンドという優秀なプレーメーカーがおり、ゴール下を戦場とするジョーダンには最高の環境と言えるだろう。
ジョーダンはウエストブルックについて「ラスはいつも本当にアグレッシブだし、まるで怒っているかのようにリング下へ入り込んでくるから本当にタフだよ。俺はあの男とチームメイトになった。だから毎晩、彼のリムへの侵入を邪魔しちゃいけないことを頭に入れておくよ」と語っていた。
今季は彼らの鋭いパスからジョーダンがダンク、あるいはショットミスをジョーダンがプットバックでカバーするシーンを何度も目にすることができるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)