現地9月27日(日本時間28日)、NBAはトレーニングキャンプに先立ち、メディアデー(コーチや選手がインタビューを受けたり宣材写真を撮影する日)を迎え、各チームが新シーズンに向けて本格的に始動した。
ダラス・マーベリックスで今季から新たに指揮を執るジェイソン・キッドHCは、チームの若きエース、ルカ・ドンチッチを“ヤング・ピカソ”と評し、期待のコメントを寄せている。
「私はルカを若いピカソのように見ている。非常に才能があり、勝つことが大好きで、とても高いレベルでプレーする方法を知っている。誰かがピカソに『すべての絵の具を使え』と言ったかはわからないが、ルカにはもっとチームメイトに頼っていいこと、そしてチームメイトは彼を助けてくれることを伝えたい」
2018年のドラフト全体3位でマブズに入団したドンチッチは、過去3シーズンでいずれもチーム最多得点をマーク。圧倒的な才能ゆえ、瞬く間にチームの大黒柱になった。
その一方で、プレーオフでは2年連続で1回戦敗退(1年目は不出場)と、満足のいく結果を残せずにいる。ここからワンランク上にいき、優勝争いに加わるために必要なのは、チームとしての成熟度。そのことはドンチッチも理解している。
「コート内外で自分が成長できることはたくさんある。これ(キッドHCが言った、味方に頼ること)もそのひとつで、彼の言う通りだと思う。僕はまだ多くのことを証明しなければならない」
さらに22歳のエースは、今夏の東京五輪でリーダーとしてのあり方を学んだという。五輪初出場でスロベニアを4位に導いたドンチッチは、「リーダーシップは毎年少しずつ成長していくものだと思う。ひとつ学んだのは、チームのためにもっと声を出さなければいけないということ」と語った。
このリーダーシップの面でも、現役時代にリーグNo.1ポイントガードとして鳴らし、2011年の球団初優勝や五輪2大会金メダルなど数々の栄冠を手にしてきたキッドの存在が助けになりそうだ。ドンチッチも「選手としてここでチャンピオンになり、自分と同じポジションでプレーしていた人から学べるのは素晴らしいこと」と胸を躍らせている。
球団が誇る新旧オールラウンドPGがタッグを組む今季のマブズ。2度目の優勝に向け、どのような戦いを見せるのか今から楽しみだ。
構成●ダンクシュート編集部
ダラス・マーベリックスで今季から新たに指揮を執るジェイソン・キッドHCは、チームの若きエース、ルカ・ドンチッチを“ヤング・ピカソ”と評し、期待のコメントを寄せている。
「私はルカを若いピカソのように見ている。非常に才能があり、勝つことが大好きで、とても高いレベルでプレーする方法を知っている。誰かがピカソに『すべての絵の具を使え』と言ったかはわからないが、ルカにはもっとチームメイトに頼っていいこと、そしてチームメイトは彼を助けてくれることを伝えたい」
2018年のドラフト全体3位でマブズに入団したドンチッチは、過去3シーズンでいずれもチーム最多得点をマーク。圧倒的な才能ゆえ、瞬く間にチームの大黒柱になった。
その一方で、プレーオフでは2年連続で1回戦敗退(1年目は不出場)と、満足のいく結果を残せずにいる。ここからワンランク上にいき、優勝争いに加わるために必要なのは、チームとしての成熟度。そのことはドンチッチも理解している。
「コート内外で自分が成長できることはたくさんある。これ(キッドHCが言った、味方に頼ること)もそのひとつで、彼の言う通りだと思う。僕はまだ多くのことを証明しなければならない」
さらに22歳のエースは、今夏の東京五輪でリーダーとしてのあり方を学んだという。五輪初出場でスロベニアを4位に導いたドンチッチは、「リーダーシップは毎年少しずつ成長していくものだと思う。ひとつ学んだのは、チームのためにもっと声を出さなければいけないということ」と語った。
このリーダーシップの面でも、現役時代にリーグNo.1ポイントガードとして鳴らし、2011年の球団初優勝や五輪2大会金メダルなど数々の栄冠を手にしてきたキッドの存在が助けになりそうだ。ドンチッチも「選手としてここでチャンピオンになり、自分と同じポジションでプレーしていた人から学べるのは素晴らしいこと」と胸を躍らせている。
球団が誇る新旧オールラウンドPGがタッグを組む今季のマブズ。2度目の優勝に向け、どのような戦いを見せるのか今から楽しみだ。
構成●ダンクシュート編集部