専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

【NBA歴代平均得点差ランキング】トップ3はすべて伝説のチーム。今季のレイカーズとネッツは記録更新なるか?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.10.01

豪華戦力を擁し、今年のNBAを牽引するであろうレイカーズとネッツ。歴代の名チームに肩を並べられるか?(C)Getty Images

豪華戦力を擁し、今年のNBAを牽引するであろうレイカーズとネッツ。歴代の名チームに肩を並べられるか?(C)Getty Images

 現地10月19日に開幕を迎えるNBA2021-22シーズン。今季はブルックリン・ネッツとロサンゼルス・レイカーズの東西2大パワーハウスが、優勝に向けて戦力をアップさせ、話題をさらっている。

 どちらもイースト、ウエスト両カンファレンスを制し、NBAファイナルでの対決が期待されているが、その前にまずは約6か月間に及ぶレギュラーシーズンを戦い抜かなければならない。

 もちろん、82試合のレギュラーシーズンとて優勝を目指すチームにとってはすべてが大事なゲームだ。歴代の優勝チームを見ても、その多くがシーズンできっちりと上位シードを掴み、プレーオフに臨んでいる。

 そこで今回は、シーズン別の平均得点差ランキングを紹介する。NBA全75シーズンで、最も多くの差をつけて相手を圧倒したのはどの年のどのチームなのか。まずは10位から6位までを見ていこう。
 
■NBA1試合平均得点差ランキング
※チーム名右横の数字が平均得点差。カッコ内の得=平均得点、失=平均失点。★=優勝

10位:2007-08セルティックス/10.26(得100.5-失90.3)/66勝16敗★
9位:1991-92ブルズ/10.44(得109.9-失99.5)/67勝15敗★
8位:2015-16スパーズ/10.63(得103.5-失92.9)/67勝15敗
7位:2015-16ウォリアーズ/10.76(得114.9-失104.1)/73勝9敗
6位:1996-97ブルズ/10.80(得103.1-失92.3)/69勝13敗★

 10位は2007-08シーズンに頂点に立ったセルティックス。この年はポール・ピアース、ケビン・ガーネット、レイ・アレンのビッグ3を結成し、前年の24勝から42個もの白星を上積み。平均得点はリーグ11位ながら失点は90.3点で2位。堅守を武器に快進撃を見せ、球団22年ぶりの優勝を成し遂げた。

 9位と6位にはマイケル・ジョーダン時代のブルズがランクイン。ブルズは91~93年と96~98年に2度の3連覇を達成しているが、ここでランクインしたのはいずれも各2連覇目のシーズン。91-92は平均得点がリーグ5位、失点が3位、96-97は得点1位、失点6位と、いずれも攻守を高いレベルで備えていた。

 8位と7位にランクインしたのは奇しくも同じ2015-16シーズンの2チーム。スパーズはティム・ダンカンが現役最終年で、カワイ・レナードとラマーカス・オルドリッジが攻撃の中心に。リーグNo.1の堅守を武器に球団勝利記録を塗り替えた。ウォリアーズはそのスパーズを上回る、リーグ史上最多の73勝をマーク。2年連続MVPに輝いたステフィン・カリーを中心とした圧倒的な攻撃力で、開幕24連勝など歴史的なシーズンを送った。

 もっとも、この2チームとも最終的に優勝は達成できていない。スパーズはプレーオフのカンファレンス準決勝でサンダーに敗れ、ウォリアーズはファイナルでキャバリアーズに逆転負けを喫している。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号