ワシントンウィザーズの八村塁は、いまだにチーム合流の見通し。2021-2022シーズンの開幕が目の前でありながら、ここまでユニフォーム姿を見ることができずにいる。
今夏の東京五輪では開会式で日本選手団の旗手を務め、1976年以来の出場となった日本の五輪での戦いでも、1試合平均22得点を記録するなどNBAプレーヤーとしてチームを牽引し大きな注目を集めた。バスケットボール男子日本代表は3戦全敗に終わり「もっと向上しなければならない」と悔しさもにじませおり、多くのファンもアメリカでの新シーズンでのさらなる活躍に期待を抱いていた。
「異変」が聞こえたのは、キャンプを目前に控えた9月下旬。八村が「個人的な事情」という理由でトレーニングキャンプへの参加を見送るという事態に。そしてプレシーズンマッチの日程もほぼ消化し、開幕を翌週に控えた現在でもチームへの合流は果たせていない。
米紙『The Washinton Post』はチームと八村の現在の関係について「ウィザーズは『ゆっくり、確実に』アプローチしている」というタイトルで記事を掲載した。
その中で今シーズン、新たに就任したウェス・アンセルドJr.監督が八村の合流について「予定はない」と答えたと伝えている。さらに、復帰までの期間を問われると「スケジュールはない。彼に準備が出来た時、我々も準備する」と復帰までの見通しも立っていないとして、翌週の開幕ゲームについては「フルメンバーには一人足りないだろう」と明かしたという。
チームは八村に対し「絶え間なくコミュニケーションをとっている」と現在もコンタクトをとっていることを伝えており、アンセルド監督の「それをゆっくりと、着実に一貫性をもって続けることが重要だ」という八村への対応についてのコメントも掲載。また同監督は「彼がどうプレーし、何を達成したいのを明確にする必要がある」と語り、続けて「これだけの期間を欠場して、いきなり成功することは考えるのは、誰にとっても酷である」と八村復帰後への思惑を述べている。
開幕が目前となるなかで、いまだコートに戻ってこられていない八村。心身ともに万全の状態で、また夢の舞台でのプレーをみせてくれることを願ってやまない。
構成●THE DIGEST編集部
今夏の東京五輪では開会式で日本選手団の旗手を務め、1976年以来の出場となった日本の五輪での戦いでも、1試合平均22得点を記録するなどNBAプレーヤーとしてチームを牽引し大きな注目を集めた。バスケットボール男子日本代表は3戦全敗に終わり「もっと向上しなければならない」と悔しさもにじませおり、多くのファンもアメリカでの新シーズンでのさらなる活躍に期待を抱いていた。
「異変」が聞こえたのは、キャンプを目前に控えた9月下旬。八村が「個人的な事情」という理由でトレーニングキャンプへの参加を見送るという事態に。そしてプレシーズンマッチの日程もほぼ消化し、開幕を翌週に控えた現在でもチームへの合流は果たせていない。
米紙『The Washinton Post』はチームと八村の現在の関係について「ウィザーズは『ゆっくり、確実に』アプローチしている」というタイトルで記事を掲載した。
その中で今シーズン、新たに就任したウェス・アンセルドJr.監督が八村の合流について「予定はない」と答えたと伝えている。さらに、復帰までの期間を問われると「スケジュールはない。彼に準備が出来た時、我々も準備する」と復帰までの見通しも立っていないとして、翌週の開幕ゲームについては「フルメンバーには一人足りないだろう」と明かしたという。
チームは八村に対し「絶え間なくコミュニケーションをとっている」と現在もコンタクトをとっていることを伝えており、アンセルド監督の「それをゆっくりと、着実に一貫性をもって続けることが重要だ」という八村への対応についてのコメントも掲載。また同監督は「彼がどうプレーし、何を達成したいのを明確にする必要がある」と語り、続けて「これだけの期間を欠場して、いきなり成功することは考えるのは、誰にとっても酷である」と八村復帰後への思惑を述べている。
開幕が目前となるなかで、いまだコートに戻ってこられていない八村。心身ともに万全の状態で、また夢の舞台でのプレーをみせてくれることを願ってやまない。
構成●THE DIGEST編集部
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