昨季のNBA得点王が早くもエンジン全開だ。
現地10月21日(日本時間22日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのチェイス・センターでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。エースのステフィン・カリーが45得点を叩き出し、115-113で勝利を収めた。
2日前の今季開幕戦でロサンゼルス・レイカーズを破ったウォリアーズはホーム初戦となったこの日、創設75周年を記念したクラシック・エディションのユニフォーム(フィラデルフィアを本拠地として戦った1961-62シーズンのデザインを現代風にアップデートしたもの)を着用。さらに試合前にはリーグの75周年記念行事として発表されている"NBAの偉大な75人"に、カリーが選出されたばかりだった。
そんな状況で迎えた一戦で、カリーがティップオフ直後から爆発する。開始53秒に先制の3ポイントを沈めると、その後も面白いようにシュートが決まり、第1クォーターだけで25得点。5本の3ポイントを含む全9本のフィールドゴールをノーミスで成功させる活躍で、チームも44-27と絶好のスタートを切った。
その後は相手の徹底マークもあり、チームも逆転を許したが、終盤に再びカリーが躍動。2点を追いかける残り1分54秒に逆転の長距離3ポイントを沈めると、再びリードを許した同56.8秒にはまたも逆転の3ポイントを叩き込み、チームを勝利に導いた。
カリーは最終的に38分間のプレーで45得点(フィールドゴール16/25、3ポイント8/13、フリースロー5/5)、10リバウンドをマーク。
試合後、ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、「ドレイモンド(グリーン)とアンドリュー(ウィギンズ)のディフェンスは素晴らしかった」と主軸の健闘を称えつつ、殊勲のエースについては「ステフ・カリーはただ…ステフ・カリーだった」と一言。「彼のような選手は見たことがない」と脱帽した。
一方、開幕戦でトリプルダブル(21得点、10リバウンド、10アシスト)を達成したものの、フィールドゴールは21本中5本の成功にとどまっていたカリーも「今まで自分のショットを心配したことはない。1度もね」と自信たっぷりに語った。
クレイ・トンプソン、ジェームズ・ワイズマンら主力抜きの状態ながら、LAの強豪相手に連勝発進を飾ったウォリアーズ。頼れるエースに率いられ、かつての王者が逆襲を開始した。
構成●ダンクシュート編集部
現地10月21日(日本時間22日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのチェイス・センターでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。エースのステフィン・カリーが45得点を叩き出し、115-113で勝利を収めた。
2日前の今季開幕戦でロサンゼルス・レイカーズを破ったウォリアーズはホーム初戦となったこの日、創設75周年を記念したクラシック・エディションのユニフォーム(フィラデルフィアを本拠地として戦った1961-62シーズンのデザインを現代風にアップデートしたもの)を着用。さらに試合前にはリーグの75周年記念行事として発表されている"NBAの偉大な75人"に、カリーが選出されたばかりだった。
そんな状況で迎えた一戦で、カリーがティップオフ直後から爆発する。開始53秒に先制の3ポイントを沈めると、その後も面白いようにシュートが決まり、第1クォーターだけで25得点。5本の3ポイントを含む全9本のフィールドゴールをノーミスで成功させる活躍で、チームも44-27と絶好のスタートを切った。
その後は相手の徹底マークもあり、チームも逆転を許したが、終盤に再びカリーが躍動。2点を追いかける残り1分54秒に逆転の長距離3ポイントを沈めると、再びリードを許した同56.8秒にはまたも逆転の3ポイントを叩き込み、チームを勝利に導いた。
カリーは最終的に38分間のプレーで45得点(フィールドゴール16/25、3ポイント8/13、フリースロー5/5)、10リバウンドをマーク。
試合後、ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、「ドレイモンド(グリーン)とアンドリュー(ウィギンズ)のディフェンスは素晴らしかった」と主軸の健闘を称えつつ、殊勲のエースについては「ステフ・カリーはただ…ステフ・カリーだった」と一言。「彼のような選手は見たことがない」と脱帽した。
一方、開幕戦でトリプルダブル(21得点、10リバウンド、10アシスト)を達成したものの、フィールドゴールは21本中5本の成功にとどまっていたカリーも「今まで自分のショットを心配したことはない。1度もね」と自信たっぷりに語った。
クレイ・トンプソン、ジェームズ・ワイズマンら主力抜きの状態ながら、LAの強豪相手に連勝発進を飾ったウォリアーズ。頼れるエースに率いられ、かつての王者が逆襲を開始した。
構成●ダンクシュート編集部