現地2月28日にメンフィスのフェデックス・フォーラムで開催されたメンフィス・グリズリーズとサンアントニオ・スパーズ戦。昨季のプレーインゲームのリマッチは、グリズリーズの"ジャ・モラント・ショー"と化した。
今年オールスターデビューを飾った2020年の新人王は、第1クォーター残り8分半に初得点となるレイアップを決めると、直後のオフェンスではショットクロック終了間際にディープスリーを決め、このクォーターだけで14得点を奪取。
第2クォーターはプレータイムが限られるも、残り2分18秒にハイライトシーンが生まれる。速攻からボールを受けたモラントはペイントエリアに飛び込み、身長213センチのヤコブ・パートルの上から豪快なダンクをお見舞い。残り0.4秒にはスティーブン・アダムズのロングパスを空中でキャッチしブザービーターとなるショット沈め、わずか6分半で15得点、前半だけでシーズンアベレージ(27.1)を超える29得点を叩き出した。 後半も得意のドライブから着実に得点を重ね、第4クォーター残り4分16秒に自己記録に並ぶ46得点に到達。そして次のオフェンスではクロスオーバーで2人のディフェンダーを抜き去り、レイアップでフィニッシュしてキャリアハイを更新した。
その後レイアップ1本とフリースローを2本決めたモラントは最終的に52得点をあげてグリズリーズ勝利(118-105)の立役者に。若きエースは2月26日のシカゴ・ブルズ戦で46得点をマークしたが、わずか2日後にキャリアハイを更新。この日はフィールドゴール73.3%(22/30)、3ポイント100%(4/4)とシュートタッチが冴えわたり、試合終盤にはホームのファンからMVPコールも起こった。
試合後、「クレイジーだった。少しプレッシャーを感じたよ。それを(得点記録を更新)しないと、という感じだったからね」と振り返ったモラントだが、見事に自己ベストを更新するとともに、グリズリーズ史上初の50得点をあげた選手として歴史に名を刻んだ。
2連勝のグリズリーズは43勝20敗(勝率68.3%)でウエスタン・カンファレンス3位、2位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(43勝18敗/勝率70.5%)とは1ゲーム差となっている。チームの年間最高成績は2012-13シーズンの56勝26敗(勝率68.3%)だが、22歳の新星モラントに導かれた今季はその更新も十分ありそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
今年オールスターデビューを飾った2020年の新人王は、第1クォーター残り8分半に初得点となるレイアップを決めると、直後のオフェンスではショットクロック終了間際にディープスリーを決め、このクォーターだけで14得点を奪取。
第2クォーターはプレータイムが限られるも、残り2分18秒にハイライトシーンが生まれる。速攻からボールを受けたモラントはペイントエリアに飛び込み、身長213センチのヤコブ・パートルの上から豪快なダンクをお見舞い。残り0.4秒にはスティーブン・アダムズのロングパスを空中でキャッチしブザービーターとなるショット沈め、わずか6分半で15得点、前半だけでシーズンアベレージ(27.1)を超える29得点を叩き出した。 後半も得意のドライブから着実に得点を重ね、第4クォーター残り4分16秒に自己記録に並ぶ46得点に到達。そして次のオフェンスではクロスオーバーで2人のディフェンダーを抜き去り、レイアップでフィニッシュしてキャリアハイを更新した。
その後レイアップ1本とフリースローを2本決めたモラントは最終的に52得点をあげてグリズリーズ勝利(118-105)の立役者に。若きエースは2月26日のシカゴ・ブルズ戦で46得点をマークしたが、わずか2日後にキャリアハイを更新。この日はフィールドゴール73.3%(22/30)、3ポイント100%(4/4)とシュートタッチが冴えわたり、試合終盤にはホームのファンからMVPコールも起こった。
試合後、「クレイジーだった。少しプレッシャーを感じたよ。それを(得点記録を更新)しないと、という感じだったからね」と振り返ったモラントだが、見事に自己ベストを更新するとともに、グリズリーズ史上初の50得点をあげた選手として歴史に名を刻んだ。
2連勝のグリズリーズは43勝20敗(勝率68.3%)でウエスタン・カンファレンス3位、2位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(43勝18敗/勝率70.5%)とは1ゲーム差となっている。チームの年間最高成績は2012-13シーズンの56勝26敗(勝率68.3%)だが、22歳の新星モラントに導かれた今季はその更新も十分ありそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- 渡邊雄太が今季3度目のNBAトップ10プレー選出!球宴明け3試合は平均7分で6.0点と奮闘<DUNKSHOOT>
- 2月は平均10.3点の八村塁を指揮官は「自信が増した」と高評価!「もっとスリーを打ってほしい」と新たな注文も<DUNKSHOOT>
- ヤングが自身22度目の40得点超え。23歳以下ではジョーダン、レブロンに次ぐ数字も「勝てなければ意味がない」<DUNKSHOOT>
- 【NBA】渡邊雄太がネッツ戦で7得点、4リバウンド!終盤に味方総立ちのダンクなど36点差勝利に貢献<DUNKSHOOT>
- リーグナンバー1プレーヤーはデュラントかヤニスか。名物コメンテーターは“昨プレーオフの激闘”を理由にKD派を主張<DUNKSHOOT>