専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「アイバーソンを彷彿させる」躍動するモラントを名将ブラウンが称賛「彼は特別だ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.03.14

止まらない快進撃を見せるモラントについて、名将ブラウンは「アイバーソンを彷彿させる」と賛辞を送った。(C)Getty Images

止まらない快進撃を見せるモラントについて、名将ブラウンは「アイバーソンを彷彿させる」と賛辞を送った。(C)Getty Images

 現在のメンフィス・グリズリーズは47勝22敗と、フェニックス・サンズに次ぐ高勝率を残している。この快進撃は今季を象徴するサプライズのひとつと言っていいが、その原動力となっているのが3年目のエース、ジャ・モラントだ。そんな若き才能について、通算1327勝を誇る名将ラリー・ブラウンは、殿堂入り選手のアレン・アイバーソンを彷彿させると賛辞の言葉を送っている。

 2019年のドラフト全体2位指名でNBA入りしたモラントは、1位指名のザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)が右ヒザ半月板損傷でシーズンの半分を棒に振ったこともあり、平均17.8点、7.3アシストをマークし新人王を獲得。2年目の2020-21シーズンは平均19.1点、7.4アシストと成績を伸ばし、チームを4年ぶりのプレーオフ進出に導いた。

 迎えた3年目の今季、左ヒザの捻挫で途中離脱はあったものの、開幕からハイパフォーマンスを披露。現地時間2月28日(日本時間3月1日)のサンアントニオ・スパーズ戦で自己ベストの52得点を叩き出すなど、リーグ7位の平均27.7点とスコアリング力に磨きがかかり、オールスター初出場も果たした。
 
 MVP級の活躍を見せる22歳の若きスコアリングPG(ポイントガード)についてブラウンは『ニューヨーク・ポスト』に対し、自身の教え子で得点王にも計4回輝いたアイバーソンを引き合いに出して称えている。

「私は大学でジャ(モラント)を見たが、この状況は予測できなかった。彼のプレーはアレン(アイバーソン)を彷彿とさせる。まさに大胆不敵。グリズリーズは全員が素晴らしい友情でつながり、お互いをリスペクトしている。そのなかで、彼はやはり特別だ。

 ジャのプレーは、私がフィリー(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)のベンチに座って、アレンがやっていたことを見るのと同じ感覚だ。当時、我々はアレンのような選手を見たことがなかったから、みんなで笑っていた。子どもたちの多くはそのスタイルを真似するだろう」
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号