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NBA

得点王のエンビードが今季最後の週間MVP!ドンチッチは3度目の受賞も最終戦で負傷のアクシデント|NBA第25週

ダンクシュート編集部

2022.04.12

第25週の週間最優秀選手に選ばれた76ersのエンビード(左)とマーベリックスのドンチッチ(右)。(C)Getty Images

第25週の週間最優秀選手に選ばれた76ersのエンビード(左)とマーベリックスのドンチッチ(右)。(C)Getty Images

 現地時間4月11日(日本時間12日、日付は以下同)、NBAが今季最終週となる第25週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。

 4月4日から10日の期間中、3試合に出場したエンビードは平均38.7点、14.3リバウンド、2.7アシストをマーク。チームの3戦1敗(出場試合では2勝1敗)に貢献し、今季2回目(通算7回目)の週間MVPに輝いた。

 3試合を通じてフィールドゴール成功率60.9%(42/69)、3ポイント成功率44.4%(4/9)、フリースロー成功率75.7%(28/37)を記録したエンビードは、5日のインディアナ・ペイサーズ戦で今季自己2番目の45得点を奪取。自身にとって今季レギュラーシーズン最終戦となった9日のペイサーズ戦では17本中14本のフィールドゴールを沈めて41得点、20リバウンドの大暴れを見せた。80%以上のFG成功率で40得点、20リバウンド以上を記録するのはリーグ史上5人目の歴史的パフォーマンスだった。

 今季の平均得点を30.6点まで伸ばしたエンビードは、キャリア6年目で初の得点王を獲得。球団ではウィルト・チェンバレン、アレン・アイバーソンに続く3人目、センターとしては1999-2000シーズンのシャキール・オニール(ロサンゼルス・レイカーズ)以来の戴冠となった。51勝31敗でイースト4位のシクサーズは、16日からトロント・ラプターズとのプレーオフ1回戦に臨む。
 
 一方、マーベリックスを3戦全勝に導いたドンチッチは、3試合で平均30.3点、9.0リバウンド、10.0アシストをマーク。今季3回目(通算7回目)の受賞となった。

 23歳のエースは6日のデトロイト・ピストンズ戦で26得点、8リバウンド、14アシストをあげると、8日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では第3クォーターまでの出場(29分36秒)で39得点、11リバウンド、7アシストを奪取。第3クォーターに25得点の固め打ちを見せ、50点差の大勝に貢献した。

 3試合を通じたフィールドゴール成功率は46.7%(28/60)、3ポイント成功率36.7%(11/30)、フリースロー成功率75.0%(24/32)。シーズン最終戦のサンアントニオ・スパーズ戦も26得点、8リバウンド、9アシストをあげたが、第3クォーター終盤に左ふくらはぎを痛め、途中退場のアクシデントに見舞われた。

 52勝30敗のウエスト4位でプレーオフに進むマーベリックスは、16日にユタ・ジャズとの第1戦を迎えるが、ドンチッチの回復状態が懸念される。

構成●ダンクシュート編集部
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