ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントとカイリー・アービングは今季、2人で平均57.3点を叩き出し、その破壊力は歴代トップクラスとも言われる。自身も得点王2回を誇る殿堂入り選手のトレイシー・マッグレディは、彼らをマイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンの黄金コンビを超えるポテンシャルだと太鼓判を押している。
現在のNBAには、ジョエル・エンビード&ジェームズ・ハーデン(フィラデルフィア・76ers)、ザック・ラビーン&デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)、ジェイソン・テイタム&ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)、クリス・ポール&デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ステフィン・カリー&クレイ・トンプソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、レブロン・ジェームズ&アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)ら、様々なデュオが存在する。そのなかでも、デュラント&アービングはことオフェンスに関しては群を抜く存在だと言えるかもしれない。
過去4度の得点王に輝き、歴代21位の通算2万5526得点を記録するデュラントは、センター級のサイズを誇りながら広大なシュートレンジを誇り、得点バリエーションも実に多彩だ。今季もレギュラーシーズンでリーグ2位相当の平均29.9点をあげている。
一方のアービングも、変幻自在なボールハンドリングを武器に得点を量産。今季は新型コロナウイルスのワクチン未接種による影響で欠場、アウェーゲームのみの起用が続いていたが、ニューヨーク市の制限緩和に伴い、最終的にリーグ6位相当の平均27.4点、3ポイント成功率41.8%を記録。この強力コンビがチームをリーグ優勝に導けるかは、今プレーオフの見どころのひとつだ。
そのなかで、元NFL選手で現在はスポーツアナリストとして活躍するシャノン・シャープの番組『Club Shay Shay』に出演したマッグレディは、「KD(デュラント)とカイリー(アービング)がNBA史上最強のデュオか?」と問われ、「疑いの余地はないね」と断言している。
「マイク(ジョーダン)とピップ(ピッペン)以上だ。ピップは(ディフェンスのほかに)オフェンスのスキルも持っていたし、実際に平均20得点をあげたシーズンだってある。マイクはもちろん偉大だった。
ただ、カイリーはリム付近での決定力、ボールハンドリングではあのサイズで歴代ベストの1人だ。KDは7フッター(公称は208cm)で、効率的にゴールを射抜ける。ほとんどがジャンパーで成功率が約50%。正直考えられない。ユニークかつダイナミックなKDを強く推すのは必然だ」
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過去4度の得点王に輝き、歴代21位の通算2万5526得点を記録するデュラントは、センター級のサイズを誇りながら広大なシュートレンジを誇り、得点バリエーションも実に多彩だ。今季もレギュラーシーズンでリーグ2位相当の平均29.9点をあげている。
一方のアービングも、変幻自在なボールハンドリングを武器に得点を量産。今季は新型コロナウイルスのワクチン未接種による影響で欠場、アウェーゲームのみの起用が続いていたが、ニューヨーク市の制限緩和に伴い、最終的にリーグ6位相当の平均27.4点、3ポイント成功率41.8%を記録。この強力コンビがチームをリーグ優勝に導けるかは、今プレーオフの見どころのひとつだ。
そのなかで、元NFL選手で現在はスポーツアナリストとして活躍するシャノン・シャープの番組『Club Shay Shay』に出演したマッグレディは、「KD(デュラント)とカイリー(アービング)がNBA史上最強のデュオか?」と問われ、「疑いの余地はないね」と断言している。
「マイク(ジョーダン)とピップ(ピッペン)以上だ。ピップは(ディフェンスのほかに)オフェンスのスキルも持っていたし、実際に平均20得点をあげたシーズンだってある。マイクはもちろん偉大だった。
ただ、カイリーはリム付近での決定力、ボールハンドリングではあのサイズで歴代ベストの1人だ。KDは7フッター(公称は208cm)で、効率的にゴールを射抜ける。ほとんどがジャンパーで成功率が約50%。正直考えられない。ユニークかつダイナミックなKDを強く推すのは必然だ」
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