今年のプレーオフでは、NBAの“キング”レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が不出場、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは1回戦敗退と、リーグを代表するスターの2人が早々に姿を消した。
ただ、上記の2人だけでなく、レジェンドのコビー・ブライアントや、ゴールデンステイト・ウォリアーズに黄金期をもたらしたステフィン・カリーも“不遇の時代”を過ごした経験がある。米サイト『Hoops Hype』が、スーパースターのシーズン最多敗戦数を紹介している。(※所属球団は当時のもの、出場した試合が対象)
■ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)63敗
昨季のファイナルMVPであり、現在はリーグを代表する選手に成長したアデトクンボは、ルーキーだった2012-13シーズンに63敗(チームは15勝67敗)。当時19歳の“グリーク・フリーク”は、77試合(先発23試合)に出場し、平均6.8点、4.4リバウンド、1.9アシストという成績だった。
■ケビン・デュラント(シアトル・スーパーソニックス)61敗
デュラントもアデトクンボ同様、新人時代の2007-08シーズンに61敗を経験。開幕前にスコアラーのレイ・アレンと2番手のラシャード・ルイス放出し、再建に舵を切ったソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)は、開幕から8連敗。その後も黒星の山を築いたが、デュラントはデビュー10戦目に決勝弾を決めるなど、チームトップの平均20.3点をあげて新人王に選ばれた。
■アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)56敗
シクサーズの名レジェンドもルーキーイヤー(1996-97)に記録。ロースターにはデリック・コールマン、ジェリー・スタックハウスと能力の高い選手はいたが、チームとしてまとまりを欠いた。ただ、アイバーソン自身は5試合連続40得点以上、平均23.5点、7.5アシストと新人王にふさわしいスタッツを残した。
■ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)55敗
リーグ№1シューターも最多敗戦数はデビューイヤー(2009-10)だ。自身は80試合で平均17.5点、5.9アシスト、1.9スティールと及第点のスタッツを残したが、ウォリアーズはカンファレンス13位に沈んだ。
■ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズ)54敗
ウルブズ史上最高の選手に挙げられるガーネットも初年度の1995-96シーズンにキャリア最多敗戦数を経験。95年当時はまだ19歳で身体の線が細く、粗削りだったがシーズン終盤にはのちに移籍するボストン・セルティックスとの試合で33得点、8リバウンド、4アシスト、3ブロックの爆発を見せている。
■コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)53敗
ここまで紹介した選手はいずれもルーキー時代に最多敗戦数を残したが、レジェンドのコビーはキャリア最終年の2015-16シーズンに記録。この年チームはピークを越えたベテランと経験不足の若手しかおらず、カンファレンス最下位の17勝。自身は66試合で平均17.5点、フィールドゴール成功率35.8%に沈んだが、引退試合では60得点の大暴れ。圧巻のパフォーマンスでチームを勝利に導き、スーパースターのままユニフォームを脱いだ。
■ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)53敗
ドイツが生んだ万能ビッグマンはキャリア晩年にあたる2017-18シーズンに53敗。39歳だったこの年は主にセンターを務め、77試合で平均12.0点、5.7リバウンドをマークした。翌シーズンを最後に引退したが、同年は現チームでエースを務めるルカ・ドンチッチのデビューイヤーでもあった。
構成●ダンクシュート編集部
ただ、上記の2人だけでなく、レジェンドのコビー・ブライアントや、ゴールデンステイト・ウォリアーズに黄金期をもたらしたステフィン・カリーも“不遇の時代”を過ごした経験がある。米サイト『Hoops Hype』が、スーパースターのシーズン最多敗戦数を紹介している。(※所属球団は当時のもの、出場した試合が対象)
■ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)63敗
昨季のファイナルMVPであり、現在はリーグを代表する選手に成長したアデトクンボは、ルーキーだった2012-13シーズンに63敗(チームは15勝67敗)。当時19歳の“グリーク・フリーク”は、77試合(先発23試合)に出場し、平均6.8点、4.4リバウンド、1.9アシストという成績だった。
■ケビン・デュラント(シアトル・スーパーソニックス)61敗
デュラントもアデトクンボ同様、新人時代の2007-08シーズンに61敗を経験。開幕前にスコアラーのレイ・アレンと2番手のラシャード・ルイス放出し、再建に舵を切ったソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)は、開幕から8連敗。その後も黒星の山を築いたが、デュラントはデビュー10戦目に決勝弾を決めるなど、チームトップの平均20.3点をあげて新人王に選ばれた。
■アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)56敗
シクサーズの名レジェンドもルーキーイヤー(1996-97)に記録。ロースターにはデリック・コールマン、ジェリー・スタックハウスと能力の高い選手はいたが、チームとしてまとまりを欠いた。ただ、アイバーソン自身は5試合連続40得点以上、平均23.5点、7.5アシストと新人王にふさわしいスタッツを残した。
■ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)55敗
リーグ№1シューターも最多敗戦数はデビューイヤー(2009-10)だ。自身は80試合で平均17.5点、5.9アシスト、1.9スティールと及第点のスタッツを残したが、ウォリアーズはカンファレンス13位に沈んだ。
■ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズ)54敗
ウルブズ史上最高の選手に挙げられるガーネットも初年度の1995-96シーズンにキャリア最多敗戦数を経験。95年当時はまだ19歳で身体の線が細く、粗削りだったがシーズン終盤にはのちに移籍するボストン・セルティックスとの試合で33得点、8リバウンド、4アシスト、3ブロックの爆発を見せている。
■コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)53敗
ここまで紹介した選手はいずれもルーキー時代に最多敗戦数を残したが、レジェンドのコビーはキャリア最終年の2015-16シーズンに記録。この年チームはピークを越えたベテランと経験不足の若手しかおらず、カンファレンス最下位の17勝。自身は66試合で平均17.5点、フィールドゴール成功率35.8%に沈んだが、引退試合では60得点の大暴れ。圧巻のパフォーマンスでチームを勝利に導き、スーパースターのままユニフォームを脱いだ。
■ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)53敗
ドイツが生んだ万能ビッグマンはキャリア晩年にあたる2017-18シーズンに53敗。39歳だったこの年は主にセンターを務め、77試合で平均12.0点、5.7リバウンドをマークした。翌シーズンを最後に引退したが、同年は現チームでエースを務めるルカ・ドンチッチのデビューイヤーでもあった。
構成●ダンクシュート編集部
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