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バークレーが王者ウォリアーズの対抗馬にクリッパーズを推挙!2枚看板の完全復活で「ものすごく危険なチームになる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.07.29

2シーズン前にはカンファレンス決勝に進出したクリッパーズ。レナードとジョージを中心に王者の牙城を崩せるか。(C)Getty Images

 現地時間7月27日、地元メディア『NBC Sports Bay Area』がゴールデンステイト・ウォリアーズについて語るポッドキャスト番組『Dubs Talk』に、NBAレジェンドのチャールズ・バークレーがゲスト出演した。

 昨季3シーズンぶりにプレーオフへ返り咲いたウォリアーズは、ウエスタン・カンファレンスを勝ち上がり、ボストン・セルティックスとのNBAファイナルを4勝2敗で制して4年ぶりに王座奪還。スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのビッグ3を中心に、アンドリュー・ウィギンズやジョーダン・プール、ケボン・ルーニーらを擁して今季も優勝候補に挙げられている。

 現役時代にフィラデルフィア・セブンティシクサーズやフェニックス・サンズなどで計16シーズンをプレーし、MVP受賞、オールNBAチーム選出11回など数々の功績を残したバークレーは、『TNT』でアナリストを務める現在の立場からウォリアーズを分析した。
 
「彼らは素晴らしい組織であり、最高の選手たちがいる。ゼネラルマネージャーは信じられないことをやっているよ。しかも、ジェームズ・ワイズマン、ジョナサン・クミンガ、プール、モーゼス・ムーディーら有望な若手がいる。このチームはこれから長期間にわたっていいチームになりうる。彼ら(若手たち)がいいプレーをできるのなら、今後10年間も非常に有能なチームであり続けるだろうな」

 連覇を目指す今季の主軸はもちろん、ビッグ3とウィギンズ、プールといった選手たち。オフに数名のベンチメンバーが移籍したとはいえ、ドンテ・ディヴィンチェンゾやジャマイカル・グリーンら穴埋めにも成功し、依然として覇権争いの中心にいることは間違いない。

 イースタン・カンファレンスには昨季ファイナリストのセルティックスをはじめ、マイアミ・ヒート、ミルウォーキー・バックス、シクサーズといった豪華戦力を有するチームが混在している。

 ウエストへ目を向けてみても、サンズやメンフィス・グリズリーズ、ジャマール・マレーとマイケル・ポーターJr.がケガから戻ってくるデンバー・ナゲッツ、守護神ルディ・ゴベアと即戦力のベテランを複数加えたミネソタ・ティンバーウルブズなど、上位進出候補は多く、レギュラーシーズンから激戦となる様相だ。
 
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バークレーが推すのはクリッパーズ「彼らはウエストの優勝候補になる」