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NBA

シュート職人カリー、点取り屋ハーデン、万能戦士レブロン……現役選手のポジション別3ポイント成功数TOP3!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.09.01

PGはカリー(中央)、SGはハーデン(左)SFトップにはレブロン(右)が輝いた。(C)Getty Images

PGはカリー(中央)、SGはハーデン(左)SFトップにはレブロン(右)が輝いた。(C)Getty Images

 現代のNBAにおいて3ポイントシュートはポジションを問わず、必要不可欠なスキルのひとつだ。ひと昔前まではインサイドが主戦場だったビッグマンも、現在ではアウトサイドシュートが決められなければ生き残ることが難しくなっている。

 現役最高のシューターと言えばゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーの名前が挙がるが、そのほかにも3ポイントを多用する選手は多い。ここでは現役選手の3ポイント成功数TOP3をポジション別に紹介しよう。

■ポイントガード (通算成功数/通算成功率)
3位:カイル・ラウリー(1971本/36.8%)
2位:デイミアン・リラード(2143本/37.3%)
1位:ステフィン・カリー(3117本/42.8%)


 2位のリラードに1000本近くの大差をつけてトップに輝いたのはカリー。3ポイントでNBAに革命を起こした男は、ルーキーイヤーから155本を成功。3年目の2011-12シーズンはケガで55本に終わるも、4年目から6年連続で200本以上、16年には驚異の402本(1試合平均5.1本成功)を沈めた。

 ウォリアーズの大エースは得点王になった21年に337本、優勝した昨季は285本と、衰え知らずの活躍を続けている。来年3月には35歳になるが、身体能力に依存したプレースタイルではないだけに、通算4000本到達も不可能ではないだろう。
 
■シューティングガード
3位:クレイ・トンプソン(1912本/41.7%)
2位:ジョー・ジョンソン(1978本/37.1%)
1位:ジェームズ・ハーデン(2593本/36.1%)

 
 ハーデンが1試合最多成功記録(14本)を持つ名スナイパーのトンプソン、41歳の大ベテラン、ジョンソンを抑えて1位に。リーグ屈指の1オン1の使い手は、3年連続得点王に就いた18~20年にいずれもリーグ最多の成功数(265、378、299)をマーク。

 昨季途中にはレジー・ミラー(2560本)を抜いてSG2位に浮上しており、引退までに1位のレイ・アレン(2973本)超えも叶うかもしれない。

■スモールフォワード
3位:ケビン・デュラント(1770本/38.4%)
2位:ポール・ジョージ(1852本/38.2%)
1位:レブロン・ジェームズ(2140本/34.6%)


 SFはいずれもリーグ有数のスター選手が名を連ねた。ジョージは18年にリーグ2位の244本、翌年には3位の262本の長距離砲を沈めた。1位のレブロンは成功率34.6%と精度はイマイチだが、19年間のキャリアで年間100本以上成功したシーズンが14回。昨季は56試合の出場ながら、自己最多を更新する161本(1試合平均2.9本成功)を記録した。

 SFで歴代1位のポール・ピアース(2143本)との差はごくわずかで、今季開幕戦でレブロンが首位に躍り出るかもしれない。
 
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