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NBA

「仕事は終わっていない」レイカーズで“2度目のチャンス”を与えられたシュルーダーが意気込み「戻るのが待ちきれない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.09.21

シュルーダーは9月16日にレイカーズと1年契約を結び、2年ぶりの古巣復帰を果たした。(C)Getty Images

シュルーダーは9月16日にレイカーズと1年契約を結び、2年ぶりの古巣復帰を果たした。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは、現地時間9月16日、今夏にフリーエージェント(FA)になっていたデニス・シュルーダーと1年契約(264万ドル/約3億7752万円)を締結した。

 前日の15日に29歳を迎えたドイツ人司令塔は、2020-21シーズンにレイカーズでプレー経験があり、2年ぶりの古巣復帰。昨季はボストン・セルティックスとヒューストン・ロケッツに在籍した。

 そんななか『Basketball News』が、レイカーズ入りが決まったシュルーダーのコメントを伝えている。

「レブロン(ジェームズ)は、俺が戻って来たことを嬉しいと言っていた。(レイカーズでの)仕事は終わっていない。前回いた時は、新型コロナでファンはいなかったし、みんなケガをしていた。今年はすべてが上手くいき、みんなが健康でいてくれることを願っている。戻るのが待ちきれないよ」
 
 本人曰く、レイカーズ復帰は規定路線だったようで、「この3か月間、レイカーズと話をしていたんだ。戻ることは分かっていたけど、時間をかけたかったんだ」と振り返っている。

 2020年オフにトレードでレイカーズに加入したシュルーダーは、1年目から正PG(ポイントガード)として平均15.4点、5.8アシストを残すも、プレーオフでは精彩を欠き、チームは1回戦でフェニックス・サンズに敗退。シーズン後に球団OBのマジック・ジョンソンから「真のレイカーではない」と名指しで批判された。
 
 2年ぶりに戻ってきたチームにはラッセル・ウエストブルック、パトリック・ベバリー、ケンドリック・ナンとガード陣が揃っており、現時点での起用法は未定。

 ただ、アトランタ・ホークス時代の17-18シーズンには先発PGとして平均19.4点、オクラホマシティ・サンダー在籍時の19-20シーズンにはシックスマンとして平均18.9点を稼いだように、起用法を問わず活躍が見込める。

 また新ヘッドコーチのダービン・ハムは、アトランタ・ホークスでアシスタントコーチを務めていた際にシュルーダーを指導しているのも心強い。

 今夏のユーロバスケットで平均22.1点、7.1アシストの活躍でドイツ代表を05年大会以来のメダル(銅)に導いた29歳は、レイカーズでの“セカンドチャンス”を生かすことができるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部
 
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