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NBA

今季こそプレーオフ出場なるか?キングスの“負の歴史”ストップにエースは「もの凄く自信がある」と強調<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.10.10

17年ぶりのプレーオフ進出に向け、キングスのエース・フォックスは並々ならぬ闘志を燃やしている。(C)Getty Images

17年ぶりのプレーオフ進出に向け、キングスのエース・フォックスは並々ならぬ闘志を燃やしている。(C)Getty Images

 10月18日のレギュラーシーズン開幕に向けて、NBAでは各チームがプレシーズンゲームをこなしている。

 そのなかで、リーグ史上ワーストとなる16シーズン連続のプレーオフ不出場を記録中のサクラメント・キングスは、今オフに新たな指揮官としてマイク・ブラウンを招聘。プレシーズンゲームはここまで2戦負けなしと好調を維持している。

 だが、4日に『NBA.com』で公開されたアンケート調査で、ウエスタン・カンファレンスの上位候補として各チームのGM(ゼネラルマネージャー)が投票したのは、ロサンゼルス・クリッパーズやゴールデンステイト・ウォリアーズ、フェニックス・サンズにデンバー・ナゲッツ、メンフィス・グリズリーズといった豪華戦力を有するチームばかり。キングスをプレーオフ進出と予想する識者も皆無に等しいというのが現状だ。

 とはいえ、今季で6年目を迎えるディアロン・フォックスは、7日に地元メディア『The Sacramento Bee』へ公開された記事のなかで、このように話していた。
 
「僕はもの凄く自信がある。僕らはパスできる選手、ショットを決め切れる選手、それに身体能力が高い選手たちを加えることができたんだ」

 昨季ウエスト12位の30勝52敗(勝率36.6%)に終わったキングスは、ドラフトで即戦力と呼び声の高いキーガン・マレー、トレードでケビン・ハーター、そしてFA(フリーエージェン)戦線ではマリーク・モンク、マシュー・デラベドーバ、ケント・ベイズモアといった選手たちを補強。

 キングスの主軸は、昨季平均23.2点、3.9リバウンド、5.6アシスト、1.2スティールをマークしたポイントガードのフォックス、そして昨季途中加入後に同18.9点、12.3リバウンド、5.8アシストにフィールドゴール成功率55.4%を記録したビッグマンのドマンタス・サボニス。そのほかの先発陣には攻守兼備のハリソン・バーンズ、新顔のハーターとマレーが入り、ベンチには新加入組に加えてデイビオン・ミッチェル、テレンス・デイビス、トレイ・ライルズ、リショーン・ホームズ、アレックス・レンといった選手たちが控えている。
 
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