NBA

2シーズンぶりに復帰するレナード、初戦の相手レイカーズの開幕戦は「観なかった」。自身のプレーに集中して初陣へ<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.10.21

昨季を全休し、リハビリにあてたレナード。20日のレイカーズ戦で2シーズンぶりの復帰を果たす。(C)Getty Images

 現地時間10月18日に行なわれたロサンゼルス・レイカーズとゴールデンステイト・ウォリアーズによるNBA開幕戦は、昨季王者のウォリアーズが本拠地チェイス・センターで勝利(123-109)を収めた。

 レイカーズはキャリア20年目のレブロン・ジェームズが31得点、14リバウンド、8アシスト、アンソニー・デイビスが27得点、6リバウンド、4スティール、ラッセル・ウエストブルックが19得点、11リバウンドをマーク。

 さらにペイントエリアにおける得点で60-38、ファストブレイクからの得点でも27-17とウォリアーズを上回ったものの、3ポイントは成功率25.0%(10/40)と絶不調で、最大27点ビハインドを背負うなど試合の大半でリードを許した。

 レイカーズは今季2戦目(20日)に同じLAに本拠地を置くロサンゼルス・クリッパーズと対戦。クリッパーズからすれば、レイカーズは今季初戦の相手だ。ところが、19日に開幕戦について聞かれたクリッパーズのカワイ・レナードは「観なかった」と明かした。
 
「誰がプレーしていようと、(のちに)映像で見ることになるからね。それに、僕はテレビでバスケットボールの試合を観ることはほとんどないんだ」

 レナードにとって、今季は2シーズンぶりの公式戦。昨年6月に負った右ヒザの前十字靭帯部分断裂から入念なリハビリとワークアウトを重ねて、満を持して復帰する。31歳のフォワードは、あくまで自身がコートへ戻ってプレーすることにフォーカスしていると語った。

「誰だって試合で経験を積みたいものなんだ。もちろん、僕も練習の代わりに試合をこなしていきたい。最初の試合から作り上げていきたいんだ。今の僕らはそういう位置にいて、どうなっていくかを見ていこうとしている。それがプロセスであり、明日それが始まるんだ」

 クリッパーズは先発にレジー・ジャクソン、ポール・ジョージ、レナード、マーカス・モリスSr.、イビツァ・ズバッツが出場予定。ベンチからジョン・ウォールやテレンス・マン、ノーマン・パウエル、ルーク・ケナード、ニコラ・バトゥーム、ロバート・コビントンと、現時点ではフルメンバーが出場可能な状態にある。
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