12月20日にマディソンスクエア・ガーデンで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ニューヨーク・ニックスの一戦は、ホームのニックスが132-94と大差をつけ、昨季王者ウォリアーズを撃破した。
試合はニックスが序盤から主導権を握り、第3クォーター終了時点で100-81。第4クォーターも開始1分半の間に8-0のランを仕掛けさらに点差を広げると、ウォリアーズはクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、ジョーダン・プールをベンチに下げて早々に白旗を上げ、残り10分以上がガベージタイムとなる一方的な展開となった。
チームが大敗する様を、ステフィン・カリーはベンチで見守るしかなかった。ウォリアーズの絶対的エースは、12月14日のインディアナ・ペイサーズ戦で左肩を亜脱臼し戦線離脱中。もしカリーが出場していれば、勝敗はさておき、ここまでワンサイドゲームにならなかっただろう。
そんなカリーは、“バスケットボールの聖地”マディソンスクエア・ガーデンで数々の名場面を生み出してきた。キャリア初の50点ゲームもここニューヨーク(2013年2月27日、カリーは54得点を叩き出すもチームは105-109で敗北)。また、昨季の12月14日、通算3ポイント成功数でレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)の2973本を抜き、歴代1位に浮上したのもこのアリーナだった(試合は105-96でウォリアーズが勝利)。
マディソンスクエア・ガーデンで打ち立てたこれらの素晴らしい功績について、第2クォーター序盤にベンチで話を聞かれたカリーは「クレイジーだ」と切り出し、こう続けた。
「この建物にはバスケットボールの歴史がある。ここに来るたびに、偉大な選手たちのことを考えるし、ホームチームやロードチームに起きたすべての素晴らしい瞬間のことを考えるんだ。コビー(ブライアント/元ロサンゼルス・レイカーズ)やレブロン(ジェームズ/レイカーズ)、MJ(マイケル・ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)はここで素晴らしい時間を過ごしたと記憶している。だから、負けて54(得点)、勝って(3ポイントの)記録更新と、そのすべてを経験することができたんだ」
ウォリアーズはニックスと異なるカンファレンスに所属しているため、マディソンスクエア・ガーデンで試合をする機会は1シーズンに1度のみ。あと何度、カリーが“聖地”でプレーするかはわからないが、今後も素晴らしいパフォーマンスを見せてほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
試合はニックスが序盤から主導権を握り、第3クォーター終了時点で100-81。第4クォーターも開始1分半の間に8-0のランを仕掛けさらに点差を広げると、ウォリアーズはクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、ジョーダン・プールをベンチに下げて早々に白旗を上げ、残り10分以上がガベージタイムとなる一方的な展開となった。
チームが大敗する様を、ステフィン・カリーはベンチで見守るしかなかった。ウォリアーズの絶対的エースは、12月14日のインディアナ・ペイサーズ戦で左肩を亜脱臼し戦線離脱中。もしカリーが出場していれば、勝敗はさておき、ここまでワンサイドゲームにならなかっただろう。
そんなカリーは、“バスケットボールの聖地”マディソンスクエア・ガーデンで数々の名場面を生み出してきた。キャリア初の50点ゲームもここニューヨーク(2013年2月27日、カリーは54得点を叩き出すもチームは105-109で敗北)。また、昨季の12月14日、通算3ポイント成功数でレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)の2973本を抜き、歴代1位に浮上したのもこのアリーナだった(試合は105-96でウォリアーズが勝利)。
マディソンスクエア・ガーデンで打ち立てたこれらの素晴らしい功績について、第2クォーター序盤にベンチで話を聞かれたカリーは「クレイジーだ」と切り出し、こう続けた。
「この建物にはバスケットボールの歴史がある。ここに来るたびに、偉大な選手たちのことを考えるし、ホームチームやロードチームに起きたすべての素晴らしい瞬間のことを考えるんだ。コビー(ブライアント/元ロサンゼルス・レイカーズ)やレブロン(ジェームズ/レイカーズ)、MJ(マイケル・ジョーダン/元シカゴ・ブルズほか)はここで素晴らしい時間を過ごしたと記憶している。だから、負けて54(得点)、勝って(3ポイントの)記録更新と、そのすべてを経験することができたんだ」
ウォリアーズはニックスと異なるカンファレンスに所属しているため、マディソンスクエア・ガーデンで試合をする機会は1シーズンに1度のみ。あと何度、カリーが“聖地”でプレーするかはわからないが、今後も素晴らしいパフォーマンスを見せてほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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