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孤軍奮闘が続くレブロンに元NBA選手が同情「これ以上彼が何をすればいいのか、私にはわからない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.12.28

レブロンにとって17度目のクリスマスゲームは、38得点を奪うも屈辱の逆転負け。孤軍奮闘が続く状況にパーソンズが同情を示した。(C)Getty Images

レブロンにとって17度目のクリスマスゲームは、38得点を奪うも屈辱の逆転負け。孤軍奮闘が続く状況にパーソンズが同情を示した。(C)Getty Images

 現地時間12月25日(日本時間26日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地アメリカンエアラインズ・センターでダラス・マーベリックスと激突し、115-124で敗北した。

 クリスマスに行なわれたこの一戦、レイカーズは前半終了時点で54-43とリードしていたものの、第3クォーターに守備が崩壊。この12分間だけでマーベリックスに51点も献上し、逆転負けを喫した。

 MVP級の活躍を見せていたアンソニー・デイビスが右足の骨折により無期限離脱中のなか、レイカーズはレブロン・ジェームズが38得点と奮闘。そのほか、ベンチからラッセル・ウエストブルックとオースティン・リーブスがそれぞれ17得点、16得点をあげたものの、レブロン以外のスターターで2桁得点を奪った選手はいなかった。

 大黒柱を援護できず、これでレイカーズは4連敗。11月中旬以降はチーム状態が上向きつつあったが、デイビスの離脱とともに再び下降線を辿り、いまだウエスタン・カンファレンス13位に甘んじている。
 
 孤軍奮闘が続くレブロンに同情したのが、かつてヒューストン・ロケッツやマーベリックスなどでプレーした元NBA選手のチャンドラー・パーソンズ。出演した『FanDuel TV』の番組『Run It Back』で、パーソンズはレイカーズのサポーティングキャストに対する不満をあらわにした。

「イライラするね。レブロンは(試合の)スタートからホットだったのに……。レブロンはものすごくフラストレーションを感じているだろうね。彼は(ゲームを)支配していたのに、2桁得点のスターターは(レブロン以外に)誰もいないんだから。これ以上彼が何をすればいいのか、私にはわからないよ。

 選手たちを批判し続けることはできないが、彼らはいいチームではない。十分にやってないし、シュートも少ない。レブロンに申し訳ないゲームだ。タフだね」

 そんなパーソンズからの檄が効いたか、27日のオーランド・マジック戦ではレブロンを含め先発4人が2桁得点をマークするなど、129-110で快勝。連敗を4で止め、今季成績を14勝20敗(勝率41.2%)とした。

 はたしてレイカーズはここから浮上できるのか。そのためには、今後もレブロンを支えるサポート陣の奮起が不可欠だ。

構成●ダンクシュート編集部

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