先日、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが通算6回目のトリプルダブルを達成し、同記録達成回数で球団1位に躍り出た。さらにモラントは現地時間12月15日のミルウォーキー・バックス戦でも25得点、10リバウンド、10アシストの活躍で記録を伸ばしている。
選手のオールラウンダー化が進む近年のNBAでは、3部門で2桁の数字を残す「トリプルダブル」は珍しいことではない。しかし、一昔前ではガードの選手が2桁のリバウンドを奪ったり、逆にフォワードやセンターの選手がアシストを量産することは稀だった。
グリズリーズのほかにも、トリプルダブルの記録に関しては多くのチームで現役選手がランキング上位に名を連ねている。ここでは各チームにおけるトップ5を紹介しよう。今回はイースタン・カンファレンス編だ。
【球団別トリプルダブル達成回数ランキング】
■アトランタ・ホークス
※記録はレギュラーシーズンが対象。*付きは現所属、**は現役だが今は他球団に在籍。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位ムーキー・ブレイロック/7回(518試合)
2位ビル・ブリッジズ/5回(683試合)
3位トリー・ロリンズ/4回(814試合)
3位ドック・リバース/4回(568試合)
5位トレイ・ヤング*/3回(306試合)
5位ジョシュ・スミス/3回(676試合)
5位レニー・ウィルケンズ/3回(555試合)
■ボストン・セルティックス
1位ラリー・バード/59回(897試合)
2位ボブ・クージー/33回(917試合)
3位ジョン・ハブリチェック/31回(1270試合)
4位ラジョン・ロンド/22回(527試合)
5位ビル・ラッセル/17回(963試合)
■ブルックリン・ネッツ
1位ジェイソン・キッド/61回(506試合)
2位ジェームズ・ハーデン**/21回(80試合)
3位ケビン・デュラント*/5回(118試合)
3位ショーン・ブラッドリー/5回(107試合)
3位ケニー・アンダーソン/5回(304試合)
■シャーロット・ホーネッツ
1位アンソニー・メイソン/7回(236試合)
2位ラメロ・ボール*/6回(130試合)
3位ニコラ・バトゥーム**/5回(308試合)
3位ラリー・ジョンソン/5回(377試合)
5位バロン・デイビス/3回(246試合)
ホークスは74年という長い歴史がありながら、2桁達成者はゼロ。90年代に先発PGを務めたブレイロックが7回で1位となっている。現役では5年目のヤングが3回で5位タイ。リバウンドを10本以上記録したのはここ3シーズンで1回もないためトリプルダブル量産とはいかないが、得点とアシストは常に2桁が見込めるので今後に期待だ。
セルティックスとネッツは球団の黄金期を築いたレジェンドがトップに。リーグを代表する万能フォワードだったバードは59回で歴代でも9位、現ダラス・マーベリックスHCのキッドはネッツの7シーズンで61回、通算では107回で歴代4位に立っている。
ネッツで2位のハーデンは昨季途中までの約1年間の在籍で21回を荒稼ぎ。現エースのデュラントは昨季に4回、今季も1回記録しており、単独3位浮上は時間の問題だろう。
ホーネッツもホークスと同様7回が最多で、1996~2000年に在籍したメイソンがトップ。2位につける21歳のラメロは昨季5回マークしており、今季中に記録を抜くのが濃厚なだけでなく、今後どこまで数字を伸ばすのか注目される。
選手のオールラウンダー化が進む近年のNBAでは、3部門で2桁の数字を残す「トリプルダブル」は珍しいことではない。しかし、一昔前ではガードの選手が2桁のリバウンドを奪ったり、逆にフォワードやセンターの選手がアシストを量産することは稀だった。
グリズリーズのほかにも、トリプルダブルの記録に関しては多くのチームで現役選手がランキング上位に名を連ねている。ここでは各チームにおけるトップ5を紹介しよう。今回はイースタン・カンファレンス編だ。
【球団別トリプルダブル達成回数ランキング】
■アトランタ・ホークス
※記録はレギュラーシーズンが対象。*付きは現所属、**は現役だが今は他球団に在籍。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位ムーキー・ブレイロック/7回(518試合)
2位ビル・ブリッジズ/5回(683試合)
3位トリー・ロリンズ/4回(814試合)
3位ドック・リバース/4回(568試合)
5位トレイ・ヤング*/3回(306試合)
5位ジョシュ・スミス/3回(676試合)
5位レニー・ウィルケンズ/3回(555試合)
■ボストン・セルティックス
1位ラリー・バード/59回(897試合)
2位ボブ・クージー/33回(917試合)
3位ジョン・ハブリチェック/31回(1270試合)
4位ラジョン・ロンド/22回(527試合)
5位ビル・ラッセル/17回(963試合)
■ブルックリン・ネッツ
1位ジェイソン・キッド/61回(506試合)
2位ジェームズ・ハーデン**/21回(80試合)
3位ケビン・デュラント*/5回(118試合)
3位ショーン・ブラッドリー/5回(107試合)
3位ケニー・アンダーソン/5回(304試合)
■シャーロット・ホーネッツ
1位アンソニー・メイソン/7回(236試合)
2位ラメロ・ボール*/6回(130試合)
3位ニコラ・バトゥーム**/5回(308試合)
3位ラリー・ジョンソン/5回(377試合)
5位バロン・デイビス/3回(246試合)
ホークスは74年という長い歴史がありながら、2桁達成者はゼロ。90年代に先発PGを務めたブレイロックが7回で1位となっている。現役では5年目のヤングが3回で5位タイ。リバウンドを10本以上記録したのはここ3シーズンで1回もないためトリプルダブル量産とはいかないが、得点とアシストは常に2桁が見込めるので今後に期待だ。
セルティックスとネッツは球団の黄金期を築いたレジェンドがトップに。リーグを代表する万能フォワードだったバードは59回で歴代でも9位、現ダラス・マーベリックスHCのキッドはネッツの7シーズンで61回、通算では107回で歴代4位に立っている。
ネッツで2位のハーデンは昨季途中までの約1年間の在籍で21回を荒稼ぎ。現エースのデュラントは昨季に4回、今季も1回記録しており、単独3位浮上は時間の問題だろう。
ホーネッツもホークスと同様7回が最多で、1996~2000年に在籍したメイソンがトップ。2位につける21歳のラメロは昨季5回マークしており、今季中に記録を抜くのが濃厚なだけでなく、今後どこまで数字を伸ばすのか注目される。
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