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NBA

「彼がMVPじゃなければふざけている」ヨキッチの3年連続MVPを指揮官、同僚が後押し「彼がいなければナゲッツはどうなったか」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.01.02

ここまでMVP級の活躍を見せるヨキッチ。はたして3年連続受賞なるか。(C)Getty Images

ここまでMVP級の活躍を見せるヨキッチ。はたして3年連続受賞なるか。(C)Getty Images

 現地時間1月1日(日本時間2日、日付は以下同)、イースタン・カンファレンス首位の26勝10敗(勝率72.2%)を記録するボストン・セルティックスと、ウエスタン・カンファレンス1位の23勝12敗(勝率65.7%)をマークするデンバー・ナゲッツが激突し、ホームのナゲッツが123-111で勝利した。

 ナゲッツはチーム全体でフィールドゴール成功率57.0%(45/79)、3ポイント成功率56.7%(17/30)、フリースロー成功率88.9%(16/18)とショットが大当たり。ニコラ・ヨキッチが30得点、12リバウンド、12アシストで今季9度目のトリプルダブルをマークしたほか、ブルース・ブラウンが21得点、マイケル・ポーターJr.が19得点、アーロン・ゴードンが18得点、6リバウンド、7アシスト、2スティール、ボーンズ・ハイランドが17得点、4アシストを記録。今季平均18.2点に3.9リバウンド、5.7アシストをマークするジャマール・マレーがヒザの痛みで欠場したなかで、リーグベストの戦績を残すセルティックスを撃破した。
 
 その最大の殊勲者はやはりヨキッチだ。12月は14試合にフル出場し、平均29.2点、12.3リバウンド、10.1アシストにフィールドゴール成功率60.4%を記録しているヨキッチは、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)以来となる月間平均トリプルダブル&フィールドゴール成功率60.0%以上をマークし、チームを9勝5敗の好成績に導いた。

 12月30日に『NBA.com』へ公開された最新版のシーズンMVP候補ランキングで、ヨキッチはトップへ浮上。ビル・ラッセル(元セルティックス/1961~63年)、チェンバレン(1966~68年)、ラリー・バード(元セルティックス/1984~86年)以来、NBA史上4人目の3シーズン連続MVPに輝く可能性を秘めている。

 今季からナゲッツへ加入したブラウンも「彼はMVPさ。彼が3年連続でリーグのMVPになるべきだ。僕らのためになんだってやってくれている。彼なしじゃ、僕らは今どの位置にいるかわからないよ」と猛プッシュ。
 
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