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八村塁、今夏に年俸26億円へ急騰か! 米識者&専門メディアが日本の至宝が秘める可能性を激賞「報酬を払うべき素晴らしい補強」

THE DIGEST編集部

2023.01.28

レイカーズでいきなり活躍してみせた八村。ゆえに現地では早くも再契約の可能性が報じられている。(C)Getty Images

 NBAの名門に飛び込んだ24歳の若武者への期待は日々高まっている。去る1月23日にワシントン・ウィザーズからキャリア4年目のケンドリック・ナン、そして将来(2023、28、29年)のドラフト2巡目指名権とのトレードで、ロサンゼルス・レイカーズに加入した八村塁だ。

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 2019年のプロ入りからウィザーズ一筋でプレーしてきた八村。しかし、急転直下で決定したレイカーズでも彼は貢献度の高さを発揮。加入からわずか2日後に行なわれたサンアントニオ・スパーズ戦でいきなり新天地デビューを果たすと、21分31秒という限られたプレータイムで12得点、6リバウンドといきなり活躍。チームのスターであるレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスを引き立てる仕事ぶりには、レイカーズ・ファンや現地メディアから賛辞を寄せられた。

 そんな24歳の日本人の未来には、熱視線が注がれている。日夜レイカーズの情報を発信している米専門メディア『Lakers Nation』は「ハチムラのトレードは、現在および将来の両方で、報酬を支払うべき素晴らしい補強となった」と指摘。さらに今夏に制限付きフリーエージェント(FA)となる八村を「未開拓の可能性を秘めた若者」と評した同メディアは、再契約を結ぶべきだという見解も示している。
 
 また、NBAの名物記者の一人でもあるジェイク・フィッシャー氏は、米版『Yahoo! Sports』のコラム内で「レイカーズが今夏にハチムラと再契約をする意図もなしにこの取引を済ませたわけではない」と強調。「ロサンゼルスで自身がレブロン、デイビスに次ぐ優れた選手であると証明し、プレーオフでも存在感を示せば、彼(八村)の価値は(複数年契約で)平均年俸2000万ドル(約26億円)にまで伸びるはずだ」と訴えている。

 八村の今季年俸は626万3188ドル(約8億1420万円)とも言われている。フィッシャー氏の指摘が確かなら、それが一気に3倍以上に膨らむのだ。何とも夢のある話である。

 日本のバスケット界の至宝は、はたしてロサンゼルスでアメリカンドリームを掴めるか。今後数か月間のプレーは彼のキャリアにとっても重要なものとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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