ボストン・セルティックスはここまでリーグ最高勝率(71.9%/41勝16敗)を記録している。もし今季優勝すれば通算18回目、2008年以来のリーグ王者となるが、当時のメンバーであるフランチャイズOBのエディ・ハウスは、自身が残留していれば2009-10シーズンにもチャンピオンリングを獲得していただろうと回顧している。
セルティックスはこれまで、ビル・ラッセル、ラリー・バード、ポール・ピアースといったフランチャイズプレーヤーを輩出してきた言わずと知れた名門だが、ケビン・ガーネット、ピアース、レイ・アレンのビッグ3を擁して頂点に立った08年を最後にタイトルから遠ざかっている。
昨季ゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたものの、12年ぶりにNBAファイナルに進出。今季もリーグ6位の平均30.8点をあげているエースのジェイソン・テイタムを中心に、イーストとリーグ全体の首位を快走している。
そのなかで、NBAキャリア11年で9チームを渡り歩いたジャーニーマンのハウスがポッドキャスト『Celtics Beat』に出演した際、07~10年に在籍したセルティックス時代を回想。
ハウスはリーグ優勝した07-08シーズンはセカンドユニットの中心メンバーとして78試合に出場して平均7.5点、3ポイント成功率39.3%を記録したが、10年2月18日にネイト・ロビンソンらとの交換でニューヨーク・ニックスへトレードされたことは苦い思い出として刻まれていることを明かした。
「練習に行くまで、自分がトレードされるとは思ってもみなかった。君をニューヨークにトレードするつもりだから、(申し訳ないが)ここから出て行ってもらう、という感じだったね」
シーズン途中にハウスを放出したセルティックスは、50勝32敗でイーストの第4シードを獲得。プレーオフではマイアミ・ヒート、クリーブランド・キャバリアーズ、オーランド・マジックを破ってNBAファイナルまで勝ち上がったが、コビー・ブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズに3勝4敗で惜しくも敗れ、連覇を逃した。
「正直ムカついた。(セルティックスで)もう一度チャンスを掴めると思っていたから、気が動転した。KG(ガーネット)が健康で、何かを成し遂げられるチャンスがあったのに、ファイナルまでたどり着いたなかで最終的に負けてしまった。パーク(ケンドリック・パーキンス)がケガをせず、自分も残っていたら、チャンピオンシップを獲得していたと思う。ほかの選手が決められなかったシュートを確実に成功させられた」
「(セルティックスという)チャンピオンシップチーム、勝利の文化が根付いたチームを離れ、ニューヨークへ行った時はすごく惨めな思いだった。すごくショックで、頭が真っ白になった。バスケットボールをしてきたなかで、たぶん最も惨めな2か月だった」
ニックスもNBAの中では名門に位置付けられるチームだが、当時は6年連続でプレーオフから遠ざかっていただけに、ハウスの中でこのトレードは“セルティックスで再び優勝するチャンスを逃した”という感覚が強かったようだ。
構成●ダンクシュート編集部
セルティックスはこれまで、ビル・ラッセル、ラリー・バード、ポール・ピアースといったフランチャイズプレーヤーを輩出してきた言わずと知れた名門だが、ケビン・ガーネット、ピアース、レイ・アレンのビッグ3を擁して頂点に立った08年を最後にタイトルから遠ざかっている。
昨季ゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたものの、12年ぶりにNBAファイナルに進出。今季もリーグ6位の平均30.8点をあげているエースのジェイソン・テイタムを中心に、イーストとリーグ全体の首位を快走している。
そのなかで、NBAキャリア11年で9チームを渡り歩いたジャーニーマンのハウスがポッドキャスト『Celtics Beat』に出演した際、07~10年に在籍したセルティックス時代を回想。
ハウスはリーグ優勝した07-08シーズンはセカンドユニットの中心メンバーとして78試合に出場して平均7.5点、3ポイント成功率39.3%を記録したが、10年2月18日にネイト・ロビンソンらとの交換でニューヨーク・ニックスへトレードされたことは苦い思い出として刻まれていることを明かした。
「練習に行くまで、自分がトレードされるとは思ってもみなかった。君をニューヨークにトレードするつもりだから、(申し訳ないが)ここから出て行ってもらう、という感じだったね」
シーズン途中にハウスを放出したセルティックスは、50勝32敗でイーストの第4シードを獲得。プレーオフではマイアミ・ヒート、クリーブランド・キャバリアーズ、オーランド・マジックを破ってNBAファイナルまで勝ち上がったが、コビー・ブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズに3勝4敗で惜しくも敗れ、連覇を逃した。
「正直ムカついた。(セルティックスで)もう一度チャンスを掴めると思っていたから、気が動転した。KG(ガーネット)が健康で、何かを成し遂げられるチャンスがあったのに、ファイナルまでたどり着いたなかで最終的に負けてしまった。パーク(ケンドリック・パーキンス)がケガをせず、自分も残っていたら、チャンピオンシップを獲得していたと思う。ほかの選手が決められなかったシュートを確実に成功させられた」
「(セルティックスという)チャンピオンシップチーム、勝利の文化が根付いたチームを離れ、ニューヨークへ行った時はすごく惨めな思いだった。すごくショックで、頭が真っ白になった。バスケットボールをしてきたなかで、たぶん最も惨めな2か月だった」
ニックスもNBAの中では名門に位置付けられるチームだが、当時は6年連続でプレーオフから遠ざかっていただけに、ハウスの中でこのトレードは“セルティックスで再び優勝するチャンスを逃した”という感覚が強かったようだ。
構成●ダンクシュート編集部
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