バスケW杯

8月開幕のバスケW杯、出場全32か国が決定!初出場は4か国、前回準優勝アルゼンチンが予選敗退の波乱も<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.02.28

開催国として2大会連続の出場を果たす日本をはじめ、W杯に臨む全32か国が出揃った。(C)FIBA

 8月25日より日本、フィリピン、インドネシアのアジア3か国共催で行なわれる「FIBAバスケットボール ワールドカップ2023」。現地2月27日に終了した各大陸予選をもって、本戦に出場する全32か国が決定した。

 各大陸予選を勝ち抜いたW杯出場国は、以下の通りだ。

■アジア地区
フィリピン(開催国枠/グループE3位/3大会連続7回目)
日本(開催国枠/グループF3位/2大会連続6回目)
ニュージーランド(グループE1位/6大会連続7回目)
レバノン(グループE2位/3大会ぶり4回目)
ヨルダン(グループE4位/2大会連続3回目)
オーストラリア(グループF1位/5大会連続13回目)
中国(グループF2位/2大会連続10回目)
イラン(グループF4位/4大会連続4回目)

 アジア地区はW杯本大会の開催国として、4組のグループラウンドと決勝トーナメントが行なわれるフィリピンと、2組のグループラウンドの会場となる日本があらかじめ出場権を獲得(もうひとつの会場であるインドネシアは出場権を得られず)。

 この2チームに加えて、各グループを首位で突破したニュージーランドとオーストラリアほか、中国やイランなどが前回大会に続く切符を勝ち取った。
 
■アフリカ地区
コートジボワール(グループE1位/2大会連続5回目)
アンゴラ(グループE2位/6大会連続9回目)
カーボベルデ共和国(グループE3位/初)
南スーダン(グループF1位/初)
エジプト(グループF2位/2大会ぶり7回目)

 最少の5枠を争ったアフリカ地区は、2か国が初出場。世界ランキングで同地区最上位(19位)のナイジェリアやチュニジア(22位)、セネガル(37位)を抑えて、63位の南スーダン、66位のカーボベルデ共和国が初めて大舞台に立つこととなった。特に南スーダンは予選11勝1敗と堂々の首位通過を果たしている。

■アメリカ地区
カナダ(グループE1位/2大会連続15回目)
ドミニカ共和国(グループE2位/3大会連続4回目)
ベネズエラ(グループE3位/2大会連続5回目)
アメリカ(グループF1位/19大会連続19回目)
プエルトリコ(グループF2位/10大会連続15回目)
メキシコ(グループF3位/2大会ぶり6回目)
ブラジル(グループF4位/19大会連続19回目)

 11勝1敗でグループE首位のカナダに加え、グループFではNBAのトップ選手を派遣せずとも9勝3敗で首位通過したアメリカと、8勝4敗の4位で勝ち抜けたブラジルが、ともに第1回から続く19大会連続出場。一方で、世界ランキング4位で前回大会準優勝の強豪アルゼンチンが予選で姿を消す波乱も。

 グループEのアルゼンチンは予選最終戦、8勝3敗同士で並んでいたドミニカ共和国に痛恨の逆転負け。最終成績8勝4敗で並んだ同組のベネズエラ、隣のグル-プの4位ブラジルの両チームに得失点差で劣り、1986年から続いていたW杯連続出場は9大会で途切れることとなった。
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強豪ひしめくヨーロッパ地区を勝ち抜いたのは