現地時間3月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズは敵地チェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。前半を終えて56-45と11点のリードを奪っていたものの、第3クォーターを16-42と圧倒され、最終スコア91-115で逆転負けを喫した。
この試合、ウォリアーズの守備戦術にハマってしまったのがラッセル・ウエストブルックだ。彼がトップ・オブ・ザ・キー近辺でボールを持つと、マークマンのドレイモンド・グリーンはペイントエリアに陣取り、ほかの4選手の動きを把握しながらポジショニング。強烈なドライブを警戒し、不得手なジャンパーを打たせるように仕向けた結果、この日のウエストブルックは27分41秒のプレータイムで8得点、6アシスト、フィールドゴール3/12、3ポイント0/5、そして4本のターンオーバーと不発に終わった。
この露骨なディフェンスシフトに対し、ウエストブルックは「アグレッシブでいるだけ。効果的になる方法を見つけていく。前半はすごくいい仕事ができたと思う。でも後半になってショットを決められずに苦しんだ」と切り出し、さらにこう続けた。
「俺にはプレーメークし、自分に必要とされていることをこなす機会がいくつもあった。今日はショットをいくつか落としてしまっただけ。いいさ。次の試合に向けて準備していくだけだ」
クリッパーズは翌3日にも試合があり、サクラメント・キングスを相手にウエストブルックがチーム加入後最多の27得点に10アシスト、2ブロックをマークするも、127-128で惜敗。これで自身の加入後5連敗となってしまった。
5日終了時点で、クリッパーズはウエスタン・カンファレンス8位の33勝33敗(勝率50.0%)。プレーオフに向けた大事な時期に調子を落としてしまっている。
ウエストブルックとしては、3月15日のウォリアーズ戦で彼らの守備戦術を打ち破り、なんとかリベンジを果たしたいところ。クリッパーズとしても、まずはオールスター明け初勝利を手にし、この悪循環に終止符を打ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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この試合、ウォリアーズの守備戦術にハマってしまったのがラッセル・ウエストブルックだ。彼がトップ・オブ・ザ・キー近辺でボールを持つと、マークマンのドレイモンド・グリーンはペイントエリアに陣取り、ほかの4選手の動きを把握しながらポジショニング。強烈なドライブを警戒し、不得手なジャンパーを打たせるように仕向けた結果、この日のウエストブルックは27分41秒のプレータイムで8得点、6アシスト、フィールドゴール3/12、3ポイント0/5、そして4本のターンオーバーと不発に終わった。
この露骨なディフェンスシフトに対し、ウエストブルックは「アグレッシブでいるだけ。効果的になる方法を見つけていく。前半はすごくいい仕事ができたと思う。でも後半になってショットを決められずに苦しんだ」と切り出し、さらにこう続けた。
「俺にはプレーメークし、自分に必要とされていることをこなす機会がいくつもあった。今日はショットをいくつか落としてしまっただけ。いいさ。次の試合に向けて準備していくだけだ」
クリッパーズは翌3日にも試合があり、サクラメント・キングスを相手にウエストブルックがチーム加入後最多の27得点に10アシスト、2ブロックをマークするも、127-128で惜敗。これで自身の加入後5連敗となってしまった。
5日終了時点で、クリッパーズはウエスタン・カンファレンス8位の33勝33敗(勝率50.0%)。プレーオフに向けた大事な時期に調子を落としてしまっている。
ウエストブルックとしては、3月15日のウォリアーズ戦で彼らの守備戦術を打ち破り、なんとかリベンジを果たしたいところ。クリッパーズとしても、まずはオールスター明け初勝利を手にし、この悪循環に終止符を打ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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