昨年2月、サクラメント・キングスとインディアナ・ペイサーズ間でトレードが成立。キングスはタイリース・ハリバートン、バディ・ヒールド、トリスタン・トンプソンをペイサーズに放出し、ドマンタス・サボニス、ジャスティン・ホリデー、ジェレミー・ラムとドラフト指名権を手に入れた。
最終的に昨季のキングスはウエスタン・カンファレンス12位の30勝52敗(勝率36.6%)に終わり、NBAワースト記録を更新する16シーズン連続のプレーオフ不出場。一方のペイサーズはイースタン・カンファレンス13位の25勝57敗(勝率30.5%)でフランチャイズ史上ワースト3位の戦績となり、2年連続でプレーオフを逃した。
当時、このトレードで批判されたのがキングスだった。2020年のドラフト1巡目12位で指名したハリバートンは、すでに主力として活躍しており、チームの将来を左右する重要な選手と見られていたからだ。
このトレード後、元選手のJJ・レディックは自身のポッドキャスト番組“The Old Man and the Three”で「スタッツを見てみると、(サボニス加入で)ディアロン・フォックスの平均得点は上昇した。このシーズンにおいてスタッツ面で、タイリース・ハリバートンがキングスのベストプレーヤーだとは示していない」と切り出し、さらにこう続けていた。
「ただ、すべてを包括的に分析したアドバンスドスタッツでは誰がベストプレーヤーなのか? それはタイリースだ。私にとって誰が一番得点を取っているかなんてどうでもいい。タイリース・ハリバートンは本来あるべきバスケットボールをプレーしている」
このようにキングスの動きに疑問を呈していたレディックだったが、今年の3月6日に公開されたポッドキャスト番組で、「私は昨年のトレード・デッドラインの状況が好きではなかった。“誤用”という言葉を使うべきではなかった。そのことを謝罪したい」と口にした。
「サクラメント・キングスのファンへ謝罪する。モンテ・マクネアー(ゼネラルマネージャー)にもこのことを謝罪するよ。このトレードはウィン・ウィンへ変わったんだ」
ペイサーズに移籍したハリバートンは、今季ここまで平均20.8点、3.7リバウンド、10.4アシスト、1.6スティールを残してオールスターへ初選出され、ヒールドも平均17.1点、5.1リバウンドに3ポイント成功率42.4%(成功数255本成功はリーグトップ)をマークしている。
ただ、ペイサーズがイースト12位の31勝38敗(勝率44.9%)なのに対し、キングスはウエスト3位の40勝27敗(勝率59.7%)で、2006年以来、17年ぶりのプレーオフ返り咲きが近づいている。
キングスは13日のミルウォーキー・バックス戦こそ124-133で落としたとはいえ、オールスターブレイク後の勝率(8勝2敗/勝率80.0%)はそのバックスと並んでリーグベストだ。
最終的に昨季のキングスはウエスタン・カンファレンス12位の30勝52敗(勝率36.6%)に終わり、NBAワースト記録を更新する16シーズン連続のプレーオフ不出場。一方のペイサーズはイースタン・カンファレンス13位の25勝57敗(勝率30.5%)でフランチャイズ史上ワースト3位の戦績となり、2年連続でプレーオフを逃した。
当時、このトレードで批判されたのがキングスだった。2020年のドラフト1巡目12位で指名したハリバートンは、すでに主力として活躍しており、チームの将来を左右する重要な選手と見られていたからだ。
このトレード後、元選手のJJ・レディックは自身のポッドキャスト番組“The Old Man and the Three”で「スタッツを見てみると、(サボニス加入で)ディアロン・フォックスの平均得点は上昇した。このシーズンにおいてスタッツ面で、タイリース・ハリバートンがキングスのベストプレーヤーだとは示していない」と切り出し、さらにこう続けていた。
「ただ、すべてを包括的に分析したアドバンスドスタッツでは誰がベストプレーヤーなのか? それはタイリースだ。私にとって誰が一番得点を取っているかなんてどうでもいい。タイリース・ハリバートンは本来あるべきバスケットボールをプレーしている」
このようにキングスの動きに疑問を呈していたレディックだったが、今年の3月6日に公開されたポッドキャスト番組で、「私は昨年のトレード・デッドラインの状況が好きではなかった。“誤用”という言葉を使うべきではなかった。そのことを謝罪したい」と口にした。
「サクラメント・キングスのファンへ謝罪する。モンテ・マクネアー(ゼネラルマネージャー)にもこのことを謝罪するよ。このトレードはウィン・ウィンへ変わったんだ」
ペイサーズに移籍したハリバートンは、今季ここまで平均20.8点、3.7リバウンド、10.4アシスト、1.6スティールを残してオールスターへ初選出され、ヒールドも平均17.1点、5.1リバウンドに3ポイント成功率42.4%(成功数255本成功はリーグトップ)をマークしている。
ただ、ペイサーズがイースト12位の31勝38敗(勝率44.9%)なのに対し、キングスはウエスト3位の40勝27敗(勝率59.7%)で、2006年以来、17年ぶりのプレーオフ返り咲きが近づいている。
キングスは13日のミルウォーキー・バックス戦こそ124-133で落としたとはいえ、オールスターブレイク後の勝率(8勝2敗/勝率80.0%)はそのバックスと並んでリーグベストだ。
関連記事
- 17年ぶりのプレーオフ進出を目指す3位キングス。指揮官が決意「最後の25試合は、経験したことのないものとなる」<DUNKSHOOT>
- スターになっても“謙虚”。好調キングスをコート内外で支える万能戦士ドマンタス・サボニス<DUNKSHOOT>
- キングスの躍進を現地記者が大胆予想「プレーオフ不出場記録が途切れ、マレーが新人王、フォックスはオールスターに選ばれる」<DUNKSHOOT>
- バックスとの“王者対決”を制したウォリアーズ。殊勲のカリーは36得点よりも「最後のブロックが光栄」<DUNKSHOOT>
- マーベリックスのアービング獲得は失敗だった?トレード後の成績は取引相手のネッツ以下と低調<DUNKSHOOT>