現地時間３月28日、アトランタ・ホークスはホームのステイトファーム・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズを相手に120－118で競り勝った。

　イースタン・カンファレンス４位の48勝29敗（勝率62.3％）ですでにプレーオフ進出を決めているキャブズに対し、38勝38敗（同50.0％）で同８位のホークスは、プレーオフ争いのなかで１つでも多く勝ち星を手に入れたい状況にある。

　この試合でチームトップの29得点、５アシスト、２スティールをマークしたデジャンテ・マレーは「自分たちがマスト・ウィンの状況にいるのは分かっているさ。僕らは48分間プレーする準備ができていた。最高の勝利だった」と喜びを語った。

　ホークスはマレーのほか、トレイ・ヤングが16得点、10アシスト、クリント・カペラが12得点、10リバウンド、ジョン・コリンズが12得点、７リバウンドをマーク。

　さらに21得点、９リバウンド、３ブロックをあげたオニエカ・オコングを筆頭に、ボグダン・ボグダノビッチが12得点、サディーク・ベイが11得点、10リバウンド、３アシストとベンチ陣も攻守に躍動した。
  　キャリア３年目の今シーズン、自己最高の成績を残すオコングは「ボギー（ボグダノビッチ）やＡＪ（グリフィン）、ＪＪ（ジェイレン・ジョンソン）といったベンチモブは、刺激を与えられるようにしている。ゲームの強度を新たなレベルへ持ち込むことができるように努力しているのさ」と、自らの役割に誇りを持っている。

　この試合、ホークスはドノバン・ミッチェルに44得点、ダリアス・ガーランドに27得点、エバン・モーブリーに20得点、15リバウンド、６アシスト、４ブロックを許したものの、上位チーム相手に勝ち切った。

　２月下旬からチームの指揮を執るクイン・スナイダーHC（ヘッドコーチ）は「この試合で最も重要だった部分は、立ち上がりや後半に逆境へ直面し、相手が何度かランを見せても、分裂しなかったことだと思う」と、選手たちの踏ん張りを称えていた。