サクラメント・キングスがついに、長い暗黒のトンネルから抜け出した。
現地時間3月29日、敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズとの一戦に臨んだキングスは、120-80で大勝。今季成績を46勝30敗とし、2005-06シーズン以来、実に17年ぶりのプレーオフ進出を決めた。
昨季まで16年間続いたプレーオフ連続不出場は、NBAの歴史上ワースト。アメリカの4大メジャースポーツ(NFL、MLB、NHL)の中でも現状、最もポストシーズンから遠ざかっていたチームだった。
この日は一足早くシーズン終了が発表されたデイミアン・リラードをはじめ、主力が大量欠場したブレイザーズを相手に、前半を終えてわずか4点リード。それでも後半、開始4分で差を2桁に広げると、終わってみれば40点差の圧勝。後半のスコアは70-34と、今季リーグNo.1の攻撃力を存分に発揮してみせた。
18得点、6アシストを記録した司令塔のディアロン・フォックスは試合後、「僕たちはもっと大きなことを成し遂げたい。しかし16年…長い時間だね」とコメント。2017年のドラフト5位でNBA入りした25歳にとって、プレーオフ出場はもちろん初。キングスが最後に出場した2006年当時はまだ8歳だった。
ウエスタン・カンファレンス4位以上が確定し、1回戦のホームコート・アドバンテージも手にしたキングスにとって、今季はさらに“大きなこと”を達成する可能性が残されている。
次なる目標は、さらに遡って2004年以来となるプレーオフでのシリーズ勝利。そして2002年以来のカンファレンス決勝の舞台だ。
フォックスは「このチームはもっと大きな目標のために戦っている。僕らはそれができるだけのチームだと思う。さらに向上し続けることができるとわかっている」と気を引き締める。
“負の歴史”を断ち切ったキングスが17年ぶりの大舞台でどんな未来を刻むのか。サクラメントの人々にとって、特別なポストシーズンになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
現地時間3月29日、敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズとの一戦に臨んだキングスは、120-80で大勝。今季成績を46勝30敗とし、2005-06シーズン以来、実に17年ぶりのプレーオフ進出を決めた。
昨季まで16年間続いたプレーオフ連続不出場は、NBAの歴史上ワースト。アメリカの4大メジャースポーツ(NFL、MLB、NHL)の中でも現状、最もポストシーズンから遠ざかっていたチームだった。
この日は一足早くシーズン終了が発表されたデイミアン・リラードをはじめ、主力が大量欠場したブレイザーズを相手に、前半を終えてわずか4点リード。それでも後半、開始4分で差を2桁に広げると、終わってみれば40点差の圧勝。後半のスコアは70-34と、今季リーグNo.1の攻撃力を存分に発揮してみせた。
18得点、6アシストを記録した司令塔のディアロン・フォックスは試合後、「僕たちはもっと大きなことを成し遂げたい。しかし16年…長い時間だね」とコメント。2017年のドラフト5位でNBA入りした25歳にとって、プレーオフ出場はもちろん初。キングスが最後に出場した2006年当時はまだ8歳だった。
ウエスタン・カンファレンス4位以上が確定し、1回戦のホームコート・アドバンテージも手にしたキングスにとって、今季はさらに“大きなこと”を達成する可能性が残されている。
次なる目標は、さらに遡って2004年以来となるプレーオフでのシリーズ勝利。そして2002年以来のカンファレンス決勝の舞台だ。
フォックスは「このチームはもっと大きな目標のために戦っている。僕らはそれができるだけのチームだと思う。さらに向上し続けることができるとわかっている」と気を引き締める。
“負の歴史”を断ち切ったキングスが17年ぶりの大舞台でどんな未来を刻むのか。サクラメントの人々にとって、特別なポストシーズンになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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