専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

プレーオフ“ほぼ当確”で止まないキングスへの称賛。ウォリアーズのカーHCは「エナジーや情熱、団結力を感じる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.03.27

プレーオフはほぼ当確となっているキングス。このままの順位でいけば、1回戦の相手はウォリアーズだ。(C)Getty Images

プレーオフはほぼ当確となっているキングス。このままの順位でいけば、1回戦の相手はウォリアーズだ。(C)Getty Images

 現地時間3月26日、ゴールデンステイト・ウォリアーズがホームのチェイス・センターで、ミネソタ・ティンバーウルブズとの一戦に臨んだ。

 この試合でウルブズが敗れれば、ウエスタン・カンファレンス3位のサクラメント・キングス(45勝29敗/勝率60.8%)が17年ぶりのプレーオフ進出を決めることになったのだが、カール・アンソニー・タウンズが試合時間残り11.0秒にトランジションから決勝弾となる3ポイントを放り込み、ウルブズが99-96で接戦を制した。

 ウォリアーズはジョーダン・プールがゲームハイの27得点に2スティール、ステフィン・カリーが20得点、6リバウンド、9アシスト、クレイ・トンプソンが15得点、4リバウンド、ドレイモンド・グリーンが12得点、7リバウンド、5アシストをマーク。

 そして2月のトレード・デッドライン当日に成立した4チーム間トレードでウォリアーズへ帰還後、内転筋のケガのため欠場が続いていたゲイリー・ペイトン二世が待望の復帰を飾り、約15分の出場で9得点、2リバウンド、1アシスト、1ブロックを記録した。
 
 昨季王者はホームで惜敗し、連勝が3でストップしたものの、ウエスト6位の39勝37敗(勝率51.3%)でプレーオフ出場圏内をキープ。5位のロサンゼルス・クリッパーズ(39勝36敗/同52.0%)に0.5ゲーム差で肉薄する一方、7位のウルブズ(38勝37敗/同50.7%)とも0.5ゲーム差と、依然として大混戦の渦中にいる。

 レギュラーシーズンは最終盤を迎え、プレーオフならびにプレーイン・トーナメント出場をかけて連日激しい戦いが展開されているが、もしこのままの順位でプレーオフを迎えた場合、ウォリアーズはファーストラウンドでキングスと激突することとなる。

 そのキングスで指揮を執るマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)は、昨季までの6シーズンでウォリアーズのスティーブ・カーHCの下、アシスタントコーチを務めた実績があり、3度(2017、18、22年)の優勝を共有してきた人物。

 ウルブズ戦前の会見で、カーHCは今季のキングスについてこのように話していた。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号