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NBA

キングスのマレーが3ポイントのNBA新人記録を樹立!カリー、ミッチェルら歴代トップ10を紹介<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.03.31

ドラフト4位ルーキーのマレーは29日のブレイザーズ戦で今季188本目の3ポイントを成功させ、5年ぶりに新人記録を更新した。(C)Getty Images

ドラフト4位ルーキーのマレーは29日のブレイザーズ戦で今季188本目の3ポイントを成功させ、5年ぶりに新人記録を更新した。(C)Getty Images

 現地時間3月29日、サクラメント・キングスは敵地モーダ・センターで行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ戦に120-80で勝利。今季成績を46勝30敗とし、2005-06シーズン以来、17年ぶりのプレーオフ進出を決めた。

 NBA史上ワーストの16年連続プレーオフ不出場に終止符を打った一戦で、新たなリーグ記録も誕生した。

 この試合までに185本の3ポイントシュートを成功させていたルーキーのキーガン・マレーは、第3クォーター残り6分44秒、左コーナーからのドリブル&ステップバックジャンパーでネットを揺らし、シーズンの総成功数が188本に到達。2017-18シーズンに当時ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェル(現クリーブランド・キャバリアーズ)が打ち立てたルーキーの3ポイント記録を更新した。

 NBAはここ10年ほどで攻撃における3ポイントの割合が急増し、選手個々の数字も増加。1シーズン402本のリーグ記録を持つステフィン・カリーに代表されるように、3ポイントシューターの価値が年々高まっている。
 
 それはルーキーにとっても同様で、歴代トップ10の顔ぶれを見ても、ほとんどが直近10年の選手たちだ。

■ルーキーのシーズン3ポイント成功数ランキング
※名前横のカッコ内は当時の所属チーム。本数の横のカッコ内は、出場試合数/シーズン。

1位キーガン・マレー(キングス)/     188本(74G/2022-23)
2位ドノバン・ミッチェル(ジャズ)/    187本(79G/2017-18)
3位デイミアン・リラード(ブレイザーズ)/ 185本(82G/2012-13)
4位サディーク・ベイ(ピストンズ)/    175本(70G/2020-21)
5位アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)/  171本(72G/2020-21)
6位ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)/  168本(72G/2018-19)
7位ランドリー・シャメット(クリッパーズ)/167本(79G/2018-19)
8位ステフィン・カリー(ウォリアーズ)/  166本(80G/2009-10)
9位ルディ・フェルナンデス(ブレイザーズ)/159本(78G/2008-09)
9位カイル・クーズマ(レイカーズ)/    159本(77G/2017-18)

 2000年代以前の記録保持者は1996-97シーズンのケリー・キトルズ(ニュージャージー・ネッツ)で158本。それから11年間、記録は破られなかったが、2009年にスペイン代表のフェルナンデスが1本更新。翌年にカリーが166本で新記録を作ると、以降はリラード、ミッチェルを筆頭に多くの選手が150本の壁を軽々と超えていった。

 なお、今回トップに立ったマレーは成功率も40.7%と高く、これは過去400本以上試投したルーキーの中でベスト(カリーは試投380本で成功率43.7%)。レギュラーシーズン残り6試合で、4割台の成功率をキープしつつ、新人史上初の200本台到達なるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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