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カリーが「3ポイント複数本成功の連続試合数」記録を54に更新!史上初のシーズン出場全試合達成なるか<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.07

今季は故障で26試合を欠場しているカリーだが、出場した試合ではすべて2本以上の3ポイントを成功。自身が持つNBA記録を更新した。(C)Getty Images

 ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、3ポイントシュートに関する新たなNBA記録を更新中だ。

 現地時間4月4日、カリーはオクラホマシティ・サンダーとの一戦で13本中6本の3ポイントを沈め、34得点を奪取。今季は開幕から出場全試合で2本以上の3ポイントを決めており、自身が持っていた「3ポイント複数本成功の連続試合数」記録を54に塗り替えた。

 NBAにおける同記録の歴代ランキングは以下の通りだ。

■3ポイント複数本成功の連続試合数ランキング
※対象はレギュラーシーズンのみ。

1位ステフィン・カリー:54試合(2022年10月18日~23年4月4日※継続中)
2位ステフィン・カリー:53試合(2018年12月1日~19年4月2日)
3位ステフィン・カリー:50試合(2017年3月14日~18年1月27日)
4位ポール・ジョージ:40試合(2018年11月30日~19年3月5日)
5位フレッド・ヴァンブリート:38試合(2021年12月2日~22年3月24日)
6位ジェームズ・ハーデン:37試合(2019年10月26日~20年1月14日)
7位ステフィン・カリー:34試合(2015年4月5日~15年12月23日)
8位デズモンド・ベイン:30試合(2022年3月3日~22年12月23日)
8位バディ・ヒールド:30試合(2018年12月30日~19年3月9日)
8位ジェームズ・ハーデン:30試合(2018年11月11日~19年1月11日)

 上記の顔ぶれを見て分かるように、トップ10はすべて直近8年以内に達成されたもの(2015年以前の最高記録は06年レイ・アレンの27試合)。そして1位から3位は、すべてカリーが独占している。
 
 "史上No.1シューター"の名をほしいままにする35歳は、前人未到の50試合以上を3度も記録。ちなみに、複数本ではなく「3ポイント1本以上成功の連続試合数」に範囲を広げると、現在243試合(2018年12月1日~現在)という驚異のレコードを更新中だ。

 こちらも2位はカリー自身(157試合)で、3位のカイル・コーバーでも127試合ということからも、その異次元ぶりが分かるだろう。

 現在42勝38敗でウエスタン・カンファレンス6位の座にいるウォリアーズの今季残りゲームは2試合。連覇がかかるプレーオフへの切符を掴み取るためにも、最後までカリーの活躍は必須。勝利を目指しつつ、史上初の「シーズン出場全試合で3ポイント複数本成功」の大記録達成なるかも注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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