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「自分こそがDPOYだと思ってる」ジャクソンJr.が最優秀守備選手賞の獲得に自信!各メディアもその守備力を絶賛<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.04.09

ロペスとの争いを制し、ジャクソンJr.がDPOY受賞なるか。(C)Getty Images

 メンフィス・グリズリーズは、現地時間4月7日に敵地ファイサーブ・フォーラムでミルウォーキー・バックスに137-114で快勝し、今季戦績を51勝30敗(勝率63.0%)とした。

 ジャレン・ジャクソンJr.がゲームハイの36得点に4リバウンド、3ブロックをマークしたほか、ルーク・ケナードが19得点、4リバウンド、5アシストを記録。さらにデズモンド・ベインが16得点、8リバウンド、6アシスト、ジョン・コンチャーが13得点、7リバウンド、5スティール、ジャ・モラントが12得点、6リバウンド、8アシスト、ディロン・ブルックスが11得点、タイアス・ジョーンズが10得点、9アシストと続いた。

 この勝利で、グリズリーズは2シーズン連続でウエスタン・カンファレンス2位の座を確保。今季はホームのフェデックス・フォーラムで35勝6敗と圧倒的な強さを誇っているだけに、モラントはこう話していた。

「すごく重要だ。僕らはホームですごくいいチームだから、当然ホームコート・アドバンテージが欲しいんだ。僕らにとって間違いなく大きいね」
 
 今月15日に幕を開けるプレーオフのファーストラウンドで、カンファレンス2位のグリズリーズが対戦するのは7位のチーム。相手はポストシーズン前の4月11日~14日に行なわれるプレーイン・トーナメントで決定する。

 そんななか、7日に『ESPN』へ公開された記事のなかで、ジャクソンJr.が今季の最優秀守備選手賞(以降、DPOY)受賞について自信を見せていた。

「僕は間違いなく自分こそがDPOYだと思っている。僕は何か特別なことをしているからこそ、どうしてもその賞が欲しいんだ」

 今季でキャリア5年目を迎えた23歳のビッグマンは、昨年7月に右足を疲労骨折した影響で開幕から14試合連続で欠場。しかしここまで63試合に出場し、平均28.4分のプレータイムで18.6点、6.8リバウンド、1.0アシスト、1.0スティール、3.0ブロックにフィールドゴール成功率50.6%を記録している。

 得点、リバウンド、ブロック、FG成功率はいずれもキャリアベストと、攻守両面でグリズリーズの勝利に大きく貢献。昨季はブロック王に輝き、オールディフェンシブ1stチームに初選出されており、今季もブロック王とともに2年連続で1stチーム入りが予想されている。
 
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各記者がジャクソンJr.の守備を絶賛