オフシーズンに突入し、次々と衝撃のトレードが成立しているNBA。現地時間6月22日(日本時間23日、日付は以下同)には、ゴールデンステイト・ウォリアーズがジョーダン・プールを放出し、クリス・ポールを獲得するビッグディールが報じられた。
今季フェニックス・サンズに在籍していたポールは、18日にブラッドリー・ビールとのトレードでワシントン・ウィザーズに放出。ただ、優勝が狙えるチームでのプレーを希望するポールの考えを尊重し、第3のチームとしてポールの受け入れ先を加えた三角トレードの形を取るか、あるいはウィザーズ加入後にバイアウトされると伝えられていた。
この状況下で、ウォリアーズはプールにライアン・ロリンズ、さらに2027年のドラフト2巡目指名と2030年のドラフト1巡目指名権をつけてウィザーズからポールを獲得。
今季はウエスタン・カンファレンス準決勝で敗れたとはいえ、2015年以降に4度のリーグ制覇を果たしている強豪ウォリアーズは、初優勝を追い求めるポールにとっては理想的なチーム。『Bleacher Report』や『TNT』に所属するNBAインサイダーのクリス・ヘインズ氏によれば「ゴールデンステイトはクリス・ポールをウェイブせず、スター選手たちとともにチャンピオンシップ獲得を狙う」とのことで、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンらとともに、キャリア19年目での悲願達成を目指すことになる。
ウォリアーズとしては、若手有望株だったプールに将来のドラフト指名権をつけてまで38歳のベテラン司令塔を迎え入れただけに、もし失敗すれば批判は免れないだろう。ウォリアーズとポールにとって、来季は重要なシーズンとなりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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今季フェニックス・サンズに在籍していたポールは、18日にブラッドリー・ビールとのトレードでワシントン・ウィザーズに放出。ただ、優勝が狙えるチームでのプレーを希望するポールの考えを尊重し、第3のチームとしてポールの受け入れ先を加えた三角トレードの形を取るか、あるいはウィザーズ加入後にバイアウトされると伝えられていた。
この状況下で、ウォリアーズはプールにライアン・ロリンズ、さらに2027年のドラフト2巡目指名と2030年のドラフト1巡目指名権をつけてウィザーズからポールを獲得。
今季はウエスタン・カンファレンス準決勝で敗れたとはいえ、2015年以降に4度のリーグ制覇を果たしている強豪ウォリアーズは、初優勝を追い求めるポールにとっては理想的なチーム。『Bleacher Report』や『TNT』に所属するNBAインサイダーのクリス・ヘインズ氏によれば「ゴールデンステイトはクリス・ポールをウェイブせず、スター選手たちとともにチャンピオンシップ獲得を狙う」とのことで、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンらとともに、キャリア19年目での悲願達成を目指すことになる。
ウォリアーズとしては、若手有望株だったプールに将来のドラフト指名権をつけてまで38歳のベテラン司令塔を迎え入れただけに、もし失敗すれば批判は免れないだろう。ウォリアーズとポールにとって、来季は重要なシーズンとなりそうだ。
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