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NBA

アービングやグリーン、八村塁は残留し、ヴァンブリート、渡邊雄太らは新天地へ。FA交渉解禁初日の動き総まとめ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.01

FA交渉解禁初日から、多くの契約情報が報じられた。(C)Getty Images

FA交渉解禁初日から、多くの契約情報が報じられた。(C)Getty Images

 FA(フリーエージェント)選手との交渉が解禁となった現地時間6月30日(日本時間7月1日、日付は以下同)。その初日に合意に至った主な契約情報を紹介しよう。

 新天地に旅立った選手のなかで、一番の大物はフレッド・ヴァンブリートだろう。トロント・ラプターズで7シーズンを過ごし、ドラフト外からオールスターにまで上り詰めたコンボガードは、有望な若手が揃うヒューストン・ロケッツと3年1億3000万ドルのMAX契約を締結。これが今オフで初のMAX契約成立となった。

 正PG(ポイントガード)を失ったラプターズは、その穴埋めとして今季ロサンゼルス・レイカーズでプレーした司令塔のデニス・シュルーダーと2年2600万ドルで契約。さらに、ビッグマンのヤコブ・パートルとは4年8000万ドルで再契約を結んだ。
 
 今季、デンバー・ナゲッツの球団初優勝に貢献し、大きく評価を上げたブルース・ブラウンは2年4500万ドルでインディアナ・ペイサーズと契約。ちなみにペイサーズは、タイリース・ハリバートンと5年2億6000万ドルのMAX額で延長契約を結んだことも報じられている。

 元シーズンMVPのデリック・ローズは、メンフィス・グリズリーズと2年650万ドルで契約。ニューヨーク・ニックスに所属した今季と同様、若手のメンター役を務めるとともに、開幕から25試合の欠場が決定しているジャ・モラントの穴埋めも期待される。また、グリズリーズもデズモンド・ベインと5年2億700万ドルの延長契約を締結したという。

 日本のファンにとってのビッグニュースは、渡邊雄太のフェニックス・サンズ入りだろう。そのサンズは、ドリュー・ユーバンクス(ポートランド・トレイルブレイザーズから加入/2年契約)、ケイタ・ベイツ・ジョップ(サンアントニオ・スパーズから加入/2年500万ドルの最終年はプレーヤーオプション)、チメジー・メトゥ(サクラメント・キングスから加入/1年契約)、デイミオン・リー(2年契約で残留、最終年はプレーヤーオプション)と契約するなど、デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールの強力ビッグ3をサポートする選手たちを着々と集めている。
 
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