専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
バスケW杯

【バスケW杯】新生アメリカ代表が好スタート!エドワーズを筆頭に7人が2桁得点をあげる活躍でプエルトリコに快勝<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.08.08

エドワーズはチーム最多タイの15得点に加え、4アシスト、4スティールと攻守で存在感を放った。(C)Getty Images

エドワーズはチーム最多タイの15得点に加え、4アシスト、4スティールと攻守で存在感を放った。(C)Getty Images

 8月25日に開幕するワールドカップ2023(W杯)に向け、今月3日から6日までラスベガスでトレーニングキャンプを実施していたアメリカ代表(FIBAランキング2位)は、7日にTモバイル・アリーナでプエルトリコ(同20位)と練習試合を行なった。

 史上ワーストの7位に終わった2019年W杯からメンバーを一新し、平均年齢24.6歳というフレッシュな布陣で2大会ぶりの金メダル獲得を目指す新生アメリカは、ジェイレン・ブランソン、アンソニー・エドワーズ、ミケル・ブリッジズ、ブランドン・イングラム、ジャレン・ジャクソンJr.が先発を務めた。

 ゲーム序盤はショットがなかなか決まらずプエルトリコに先手を取られたアメリカだったが、途中出場のオースティン・リーブスが9得点をあげる活躍で、前半を50-43と7点リードで終了。

 後半、アメリカは厳しいディフェンスから早い展開につなげてイージーバスケットを連発。第3クォーター終盤から第4クォーターには20-0のランを見せるなど、最終スコア117-74で圧勝した。

 アメリカはエドワーズとキャメロン・ジョンソンが15得点、ブリッジズが14得点、ジャクソンJr.が12得点、7リバウンド、2ブロック、ブランソンが11得点、11リバウンド、イングラム、ボビー・ポーティスが11得点と7人が2桁得点、タイリース・ハリバートンが7得点、12アシストをマーク。
 
 試合後、今大会からチームを率いるスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は「我々にとって素晴らしい夜だった。コーチ陣も含めてFIBAのルールやプレーに、少しずつ慣れてきている」と振り返った。

 そして15得点に4アシスト、4スティールを奪ったエドワーズを「とても良かった」と称賛。昨季、オールスターデビューを果たした22歳は攻撃力の高さに定評があるが、指揮官は「彼はフィジカルが強く、両エンドでFIBAのゲームに適している。コンタクトを受けてもドライブでき、その強さで乗り越えることができる。ディフェンスでも強さを活かし、相手をボディアップ(ドライブに対して身体の正面でコンタクトして止めること)させ、侵入を防ぐことができる」と守備での働きも評価していた。

 今後アメリカはスペインのマラガに移動し、12日にルカ・ドンチッチ率いるスロベニア(FIBAランキング7位)、13日に前回大会王者のスペイン(同1位)、18日にはアラブ首長国連邦でギリシャ(同9位)、20日にドイツ(同11位)とエキシビションゲームを行ない、決戦の地フィリピンに乗り込む。

構成●ダンクシュート編集部

「我々は全員の力を必要としている」W杯メンバー12人が決定したアメリカ代表。指揮官がチームの要として期待する選手は?<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号