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バスケW杯

【バスケW杯】アメリカ代表の“トレーニングキャンプMVP”はジャクソンJr.!「彼は相手の脅威」と同僚たちが絶賛<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.08.07

トレーニングキャンプを終えたアメリカ代表。選手間投票でのMVPにはジャクソンJr.が選ばれた。(C)Getty Images

トレーニングキャンプを終えたアメリカ代表。選手間投票でのMVPにはジャクソンJr.が選ばれた。(C)Getty Images

 現地時間8月6日(日本時間7日、日付は以下同)、アメリカ代表はネバダ大ラスベガス校(UNLV)で4日間のトレーニングキャンプを終え、7日にラスベガスでプエルトリコ代表とのエキシビションゲームへ臨む。

 その後、代表チームはスペインへ移動して12日にスロベニア代表、13日にスペイン代表とのエキシビションゲームをこなし、アラブ首長国連邦で18日にギリシャ代表、20日にドイツ代表と対戦。各国との調整を経たのち、フィリピンのマニラへ乗り込んで25日から幕を開けるFIBAバスケットボールワールドカップ2023を迎える。

 トレーニングキャンプでは、チーム練習とともに代表チームの練習相手となったセレクトチームとのスクリメージ(練習試合)をこなしたが、米スポーツ専門メディア『The Athletic』は、6日に公開した記事の中でキャンプ期間におけるMVPを発表した。

 同メディアは6日、アメリカの12選手へ非公式な投票としてMVPを調査。そこで最も名前が挙がったのは、メンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.だったという。
 
 今回のチームでリーダー格を務めるジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)はこう話していた。

「ジャレンだね。特に彼のエナジー、リバウンドへの意欲、ファウルライン(フリースローライン)へ向かうまでのプレーが素晴らしかった。彼は本当に(セレクトチームにとって)脅威となっていたよ」

 さらに、ジョシュ・ハート(ニックス)が「彼がエナジーとタフネスを持ち込んでくれたんだ」と語れば、パオロ・バンケロ(オーランド・マジック)も「彼の存在感はものすごく大きかったと思う」とジャクソンJr.の働きぶりを称賛していた。

 23歳のジャクソンJr.は、グリズリーズでジャ・モラントとともに主軸を務める208cm・110kgのビッグマン。2シーズン連続でオールディフェンシブ1stチームとブロック王に輝いており、昨季は平均18.6点、6.8リバウンド、1.0スティール、3.0ブロックをマークしてオールスターに初選出され、最優秀守備選手賞にも選ばれた。
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