アカツキジャパンが沖縄で起こした奇跡に世界が驚愕している。
8月27日に行なわれた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のグループE組第2戦、日本対フィンランドの一戦は98-88で日本が勝利を飾った。第3クォーターには一時18点差をつけられながらも、そこから怒涛の反撃。第4クォーターだけで35得点を挙げる猛攻での逆転勝ちに沖縄アリーナは歓喜に包まれた。
開催国が見せた底力にFIBAも賛辞を送っている。同公式X(旧ツイッター)には激戦から一夜明けた28日に「日本の忘れられない沖縄の夜」と題し、試合終盤から終了後の映像をダイジェスト版に編集して公開。国内外のバスケファンは「永久保存版」「また泣けてきた」「何だよこのサイコーな映像」など、大きな反響を呼んでいる。
また、日本を格下と軽視していた海外メディアも風向きが変わりつつあるようだ。
欧州バスケットボール情報において高い評価を誇る『EUROHOOPS』は「日本がフィンランドに大番狂わせ!」と銘打たれた見出しで、フィンランドの逆転負けに大きな衝撃を受けている。「ホームの日本は第1クォーターで22-15と大きくリードしたが、ラウリー・マルッカネン(ユタ・ジャズ)がゲームを支配し、フィンランドが10点リードしてハーフタイムを迎えた(46-36)。これで終わり、日本の逆転はないだろうと誰もが予想したが、それは大きな間違いだった」と振り返り、金星を献上したフィンランドを酷評している。
続けて「残り4分でフィンランドは同点に追いつかれると、日本は35-15のビッグランで締めくくった。27得点を挙げたマルッカネンの大活躍に対し、日本はジョシュ・ホーキンソンが28得点、ユウキ・カワムラが25得点を挙げ、フィンランドに10点差(98-88)で完勝した」と説明し、日本の猛攻を称えた。
さらに欧州王者も、日本の勢いを警戒している。現在、米国を抑えて世界ランキングトップに君臨し、W杯では2006年と19年に優勝を成し遂げ、名実ともにバスケットボール王国として名を馳せているスペイン。辛口で知られる同国の日刊紙『as』は「後半に18点差を逆転し、マルッカネン率いるフィンランドを退けた日本チームの信じられないような壮絶な勝利は見事だった。彼らは至極の幸福を掴んだ」と報じ、攻守で抜群の存在感を発揮した「カワムラとホーキンソン、この二人がヒーローだ」とMVPに指名した。
海外勢も無視できない勝利を収めた日本。次戦(29日)の相手は、グループステージ最大の難敵であるオーストラリア(世界ランキング3位)。再び世界に衝撃を与えるパフォーマンスを見せられるか。アカツキジャパンの快進撃から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「日本の忘れられない沖縄の夜」FIBAのダイジェスト版をチェック
【画像】「渡邊&富永」は「桜木&流川」!? FIBA公式が投稿した"スラムダンク名場面"をチェック!
【動画】歴史的な勝利を飾ったフィンランド戦をハイライトでチェック
8月27日に行なわれた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のグループE組第2戦、日本対フィンランドの一戦は98-88で日本が勝利を飾った。第3クォーターには一時18点差をつけられながらも、そこから怒涛の反撃。第4クォーターだけで35得点を挙げる猛攻での逆転勝ちに沖縄アリーナは歓喜に包まれた。
開催国が見せた底力にFIBAも賛辞を送っている。同公式X(旧ツイッター)には激戦から一夜明けた28日に「日本の忘れられない沖縄の夜」と題し、試合終盤から終了後の映像をダイジェスト版に編集して公開。国内外のバスケファンは「永久保存版」「また泣けてきた」「何だよこのサイコーな映像」など、大きな反響を呼んでいる。
また、日本を格下と軽視していた海外メディアも風向きが変わりつつあるようだ。
欧州バスケットボール情報において高い評価を誇る『EUROHOOPS』は「日本がフィンランドに大番狂わせ!」と銘打たれた見出しで、フィンランドの逆転負けに大きな衝撃を受けている。「ホームの日本は第1クォーターで22-15と大きくリードしたが、ラウリー・マルッカネン(ユタ・ジャズ)がゲームを支配し、フィンランドが10点リードしてハーフタイムを迎えた(46-36)。これで終わり、日本の逆転はないだろうと誰もが予想したが、それは大きな間違いだった」と振り返り、金星を献上したフィンランドを酷評している。
続けて「残り4分でフィンランドは同点に追いつかれると、日本は35-15のビッグランで締めくくった。27得点を挙げたマルッカネンの大活躍に対し、日本はジョシュ・ホーキンソンが28得点、ユウキ・カワムラが25得点を挙げ、フィンランドに10点差(98-88)で完勝した」と説明し、日本の猛攻を称えた。
さらに欧州王者も、日本の勢いを警戒している。現在、米国を抑えて世界ランキングトップに君臨し、W杯では2006年と19年に優勝を成し遂げ、名実ともにバスケットボール王国として名を馳せているスペイン。辛口で知られる同国の日刊紙『as』は「後半に18点差を逆転し、マルッカネン率いるフィンランドを退けた日本チームの信じられないような壮絶な勝利は見事だった。彼らは至極の幸福を掴んだ」と報じ、攻守で抜群の存在感を発揮した「カワムラとホーキンソン、この二人がヒーローだ」とMVPに指名した。
海外勢も無視できない勝利を収めた日本。次戦(29日)の相手は、グループステージ最大の難敵であるオーストラリア(世界ランキング3位)。再び世界に衝撃を与えるパフォーマンスを見せられるか。アカツキジャパンの快進撃から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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