「きっとコビーは笑顔でこれを見ているはず」
8月26日「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で、フィリピンのマニラにあるモール・オブ・アジア・アリーナから大会公式X(旧Twitter)アカウントがプレー映像を投稿した。
コビーとはもちろん、NBAロサンゼルス・レイカーズのレジェンドであるコビー・ブライアント。ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ、高校から直接NBA入りした男は、2020年1月にヘリコプター墜落事故により帰らぬ人となったのだが、この日投稿された映像はソーシャルメディアで世界中へ拡散され、大きな話題を呼んだ。
フィリピンの同アリーナではグループCとDの計8カ国がグループリーグを戦っており、アメリカ代表も出場。しかし、大会公式がフィーチャーしたのはグループCのJORDAN(ヨルダン)代表を務めるロンデイ・ホリス・ジェファーソンだった。
コビーがNBAキャリア後半に着用した24番を身にまとった男は、ドライブ時の肩の入れ方やジャンパーを繰り出すタイミング、フォロースルーを見届けるシルエットなどがコビーそっくりで、“左利きのコビー”、“ヨルダンのコビー”として一気に知れ渡った。
今年7月にヨルダン市民権を取得して代表入りしたホリス・ジェファーソンは、1995年1月にペンシルベニア州チェスターで誕生。アリゾナ大で2年間プレーし、2015年のドラフト1巡目23位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名。当日のトレードでブルックリン・ネッツへ移籍し、ネッツとトロント・ラプターズ、ブレイザーズで計6シーズンをプレーした。
198㎝・98㎏のホリス・ジェファーソンは、コビー(198㎝・96㎏)とサイズがほぼ同じで、同じペンシルベニア州出身。本人は幼少期からコビーの大ファンだったようで「みんなが(僕について)話してくれるのは光栄だね。でも最終的に、コビーはコビーなんだ。僕はロンデイなのさ。確かに、彼の映像は何度も繰り返し見てきた。似たようなサイズと運動能力だからね」と『FIBA』へ明かしていた。
8月29日(日本時間30日)に米スポーツ専門局『ESPN』へ公開された記事のなかで、ホリス・ジェファーソンは憧れのコビーへの思いをこう口にしていた。
「彼はレジェンドだ。彼のような人と比較されるなんて夢物語なのさ。僕はコビーには程遠い。けど彼がそうだったように、一生懸命練習してきた。彼のエナジーを感じ取ることができるんだ。それにたくさんの人たちが彼のことを知っているから、人生のなかで彼についてのストーリーをたくさん耳にするようにしている」
ヨルダンはファーストラウンドで2連敗を喫し、セカンドラウンド進出の可能性が消滅。それでも、“左利きのコビー”は会場で大きな拍手で称えられており、26日のギリシャ代表戦で24得点、9リバウンド、3アシスト、28日のニュージーランド代表戦では圧巻の39得点に9リバウンド、4アシストと大活躍。第4クォーター終盤には延長に持ち込む4ポイントプレーを成功させ、観客から“コビー! コビー!”と連呼されていた。
8月26日「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で、フィリピンのマニラにあるモール・オブ・アジア・アリーナから大会公式X(旧Twitter)アカウントがプレー映像を投稿した。
コビーとはもちろん、NBAロサンゼルス・レイカーズのレジェンドであるコビー・ブライアント。ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ、高校から直接NBA入りした男は、2020年1月にヘリコプター墜落事故により帰らぬ人となったのだが、この日投稿された映像はソーシャルメディアで世界中へ拡散され、大きな話題を呼んだ。
フィリピンの同アリーナではグループCとDの計8カ国がグループリーグを戦っており、アメリカ代表も出場。しかし、大会公式がフィーチャーしたのはグループCのJORDAN(ヨルダン)代表を務めるロンデイ・ホリス・ジェファーソンだった。
コビーがNBAキャリア後半に着用した24番を身にまとった男は、ドライブ時の肩の入れ方やジャンパーを繰り出すタイミング、フォロースルーを見届けるシルエットなどがコビーそっくりで、“左利きのコビー”、“ヨルダンのコビー”として一気に知れ渡った。
今年7月にヨルダン市民権を取得して代表入りしたホリス・ジェファーソンは、1995年1月にペンシルベニア州チェスターで誕生。アリゾナ大で2年間プレーし、2015年のドラフト1巡目23位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名。当日のトレードでブルックリン・ネッツへ移籍し、ネッツとトロント・ラプターズ、ブレイザーズで計6シーズンをプレーした。
198㎝・98㎏のホリス・ジェファーソンは、コビー(198㎝・96㎏)とサイズがほぼ同じで、同じペンシルベニア州出身。本人は幼少期からコビーの大ファンだったようで「みんなが(僕について)話してくれるのは光栄だね。でも最終的に、コビーはコビーなんだ。僕はロンデイなのさ。確かに、彼の映像は何度も繰り返し見てきた。似たようなサイズと運動能力だからね」と『FIBA』へ明かしていた。
8月29日(日本時間30日)に米スポーツ専門局『ESPN』へ公開された記事のなかで、ホリス・ジェファーソンは憧れのコビーへの思いをこう口にしていた。
「彼はレジェンドだ。彼のような人と比較されるなんて夢物語なのさ。僕はコビーには程遠い。けど彼がそうだったように、一生懸命練習してきた。彼のエナジーを感じ取ることができるんだ。それにたくさんの人たちが彼のことを知っているから、人生のなかで彼についてのストーリーをたくさん耳にするようにしている」
ヨルダンはファーストラウンドで2連敗を喫し、セカンドラウンド進出の可能性が消滅。それでも、“左利きのコビー”は会場で大きな拍手で称えられており、26日のギリシャ代表戦で24得点、9リバウンド、3アシスト、28日のニュージーランド代表戦では圧巻の39得点に9リバウンド、4アシストと大活躍。第4クォーター終盤には延長に持ち込む4ポイントプレーを成功させ、観客から“コビー! コビー!”と連呼されていた。
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