各大陸の上位国が来年のパリ五輪出場権を手にできる「FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023」。9月6日に行なわれた準々決勝の結果をもって、今大会終了時点で決まる8枠(12枠中)が埋まった。
2024年7月27日に開幕するパリ五輪への出場を決めた8チームは以下の通りだ。
■パリ五輪出場決定チーム
※オセアニア、アジア、アフリカは最上位チーム、アメリカ大陸とヨーロッパは上位2チームが出場権獲得
開催国:フランス(4大会連続11回目)
オセアニア:オーストラリア(14大会連続16回目)
アフリカ:南スーダン(初)
アジア:日本(2大会連続8回目)
アメリカ:アメリカ(11大会連続20回目)、カナダ(6大会ぶり10回目)
ヨーロッパ:ドイツ(2大会連続7回目)、セルビア(2大会ぶり5回目)
開催国のフランス以外では、1次ラウンドを突破したオーストラリアがオセアニア枠から一番乗りで出場権を獲得。その後、2日の順位決定戦によってアフリカから南スーダンが歓喜の初出場、そしてアジア最上位となった日本が48年ぶりの自力出場を叶えた。
さらに、3日に終了した2次ラウンドの段階でアメリカ大陸上位2チームが確定し、五輪4連覇中のアメリカとカナダの出場が決定。カナダは2000年のシドニー大会以来となる、24年ぶりの五輪参戦となった。
激戦のヨーロッパからは6チームがベスト8に進出したが、5日の準々決勝では欧州勢同士の一戦でセルビアに敗れたリトアニア、アメリカに大敗したイタリアが脱落。翌6日には同じく同地域のマッチアップでドイツがラトビアを下すと、ベスト4最後の1枠をかけた一戦ではカナダがスロベニアを圧倒。スロベニアの敗退により、4強入りを果たしたセルビアとドイツの欧州2位以上が決まった。
なお、今大会の五輪決定チームを除く上位19チームおよび、8月のプレ予選を勝ち抜いた5チームは、来年7月2~7日に行なわれる世界最終予選に出場。24か国が6チームずつのグループに分かれ、残り4枠という狭き門を争う。今回切符を掴めなかったスペインやスロベニア、ギリシャ、イタリア、ブラジルなど欧米の強豪がひしめくだけに、日本としてはW杯でアジア枠を勝ち取れて一安心といったところだ。
残り4日となったW杯は、9月7日と9日に順位決定戦、8日に準決勝、10日に決勝戦と3位決定戦が行なわれる。6日終了時点の全体順位ならびに、五輪出場権の結果は以下の通りだ。
■W杯2023順位
※9位以下は確定。★=パリ五輪出場権獲得、☆=来年7月の五輪最終予選出場。カッコ内は所属地域
1位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
2位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
3位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
4位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
5位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
6位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
7位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
8位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
9位スペイン/3勝2敗(ヨーロッパ)☆
10位オーストラリア/3勝2敗(オセアニア)★
11位モンテネグロ/3勝2敗(ヨーロッパ)☆
12位プエルトリコ/3勝2敗(アメリカ)☆
13位ブラジル/3勝2敗(アメリカ)☆
14位ドミニカ共和国/3勝2敗(アメリカ)☆
15位ギリシャ/2勝3敗(ヨーロッパ)☆
16位ジョージア/2勝3敗(ヨーロッパ)☆
17位:南スーダン/3勝2敗(アフリカ)★
18位:フランス/3勝2敗(ヨーロッパ)★※開催国枠
19位:日本/3勝2敗(アジア)★
20位:エジプト/2勝3敗(アフリカ)☆
21位:フィンランド/2勝3敗(ヨーロッパ)☆
22位:ニュージーランド/2勝3敗(オセアニア)☆
23位:レバノン/2勝3敗(アジア)☆
24位:フィリピン/1勝4敗(アジア)☆
25位:メキシコ/2勝3敗(アメリカ)☆
26位:アンゴラ/1勝4敗(アフリカ)☆
27位:コートジボワール/1勝4敗(アフリカ)☆
28位:カーボベルデ/1勝4敗(アフリカ)
29位:中国/1勝4敗(アジア)
30位:ベネズエラ/0勝5敗(アメリカ)
31位:イラン/0勝5敗(アジア)
32位:ヨルダン/0勝5敗(アジア)
構成●ダンクシュート編集部
2024年7月27日に開幕するパリ五輪への出場を決めた8チームは以下の通りだ。
■パリ五輪出場決定チーム
※オセアニア、アジア、アフリカは最上位チーム、アメリカ大陸とヨーロッパは上位2チームが出場権獲得
開催国:フランス(4大会連続11回目)
オセアニア:オーストラリア(14大会連続16回目)
アフリカ:南スーダン(初)
アジア:日本(2大会連続8回目)
アメリカ:アメリカ(11大会連続20回目)、カナダ(6大会ぶり10回目)
ヨーロッパ:ドイツ(2大会連続7回目)、セルビア(2大会ぶり5回目)
開催国のフランス以外では、1次ラウンドを突破したオーストラリアがオセアニア枠から一番乗りで出場権を獲得。その後、2日の順位決定戦によってアフリカから南スーダンが歓喜の初出場、そしてアジア最上位となった日本が48年ぶりの自力出場を叶えた。
さらに、3日に終了した2次ラウンドの段階でアメリカ大陸上位2チームが確定し、五輪4連覇中のアメリカとカナダの出場が決定。カナダは2000年のシドニー大会以来となる、24年ぶりの五輪参戦となった。
激戦のヨーロッパからは6チームがベスト8に進出したが、5日の準々決勝では欧州勢同士の一戦でセルビアに敗れたリトアニア、アメリカに大敗したイタリアが脱落。翌6日には同じく同地域のマッチアップでドイツがラトビアを下すと、ベスト4最後の1枠をかけた一戦ではカナダがスロベニアを圧倒。スロベニアの敗退により、4強入りを果たしたセルビアとドイツの欧州2位以上が決まった。
なお、今大会の五輪決定チームを除く上位19チームおよび、8月のプレ予選を勝ち抜いた5チームは、来年7月2~7日に行なわれる世界最終予選に出場。24か国が6チームずつのグループに分かれ、残り4枠という狭き門を争う。今回切符を掴めなかったスペインやスロベニア、ギリシャ、イタリア、ブラジルなど欧米の強豪がひしめくだけに、日本としてはW杯でアジア枠を勝ち取れて一安心といったところだ。
残り4日となったW杯は、9月7日と9日に順位決定戦、8日に準決勝、10日に決勝戦と3位決定戦が行なわれる。6日終了時点の全体順位ならびに、五輪出場権の結果は以下の通りだ。
■W杯2023順位
※9位以下は確定。★=パリ五輪出場権獲得、☆=来年7月の五輪最終予選出場。カッコ内は所属地域
1位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
2位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
3位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
4位アメリカ★orドイツ★orセルビア★orカナダ★
5位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
6位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
7位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
8位イタリア☆orラトビア☆orリトアニア☆orスロベニア☆
9位スペイン/3勝2敗(ヨーロッパ)☆
10位オーストラリア/3勝2敗(オセアニア)★
11位モンテネグロ/3勝2敗(ヨーロッパ)☆
12位プエルトリコ/3勝2敗(アメリカ)☆
13位ブラジル/3勝2敗(アメリカ)☆
14位ドミニカ共和国/3勝2敗(アメリカ)☆
15位ギリシャ/2勝3敗(ヨーロッパ)☆
16位ジョージア/2勝3敗(ヨーロッパ)☆
17位:南スーダン/3勝2敗(アフリカ)★
18位:フランス/3勝2敗(ヨーロッパ)★※開催国枠
19位:日本/3勝2敗(アジア)★
20位:エジプト/2勝3敗(アフリカ)☆
21位:フィンランド/2勝3敗(ヨーロッパ)☆
22位:ニュージーランド/2勝3敗(オセアニア)☆
23位:レバノン/2勝3敗(アジア)☆
24位:フィリピン/1勝4敗(アジア)☆
25位:メキシコ/2勝3敗(アメリカ)☆
26位:アンゴラ/1勝4敗(アフリカ)☆
27位:コートジボワール/1勝4敗(アフリカ)☆
28位:カーボベルデ/1勝4敗(アフリカ)
29位:中国/1勝4敗(アジア)
30位:ベネズエラ/0勝5敗(アメリカ)
31位:イラン/0勝5敗(アジア)
32位:ヨルダン/0勝5敗(アジア)
構成●ダンクシュート編集部
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