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NBA

レブロンはなぜ38歳にして衰え知らずなのか?盟友ウェイドがその理由を「メンタルの強さ」と説明<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.09.21

盟友ウェイド曰く、レブロンの衰え知らずのパフォーマンスの秘訣は「メンタルの強さ」にあるという。(C)Getty Images

盟友ウェイド曰く、レブロンの衰え知らずのパフォーマンスの秘訣は「メンタルの強さ」にあるという。(C)Getty Images

 今季、キャリア21シーズン目を迎えようとしているロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ。故障がちになったとはいえ、節目となる20年目の昨季は平均28.9点を叩き出すなど、38歳にしていまだリーグトップクラスのパフォーマンスを披露し続けている。

 では、その力の源泉はどこにあるのか。レブロンと同じ2003年ドラフト組で、2012、13年にはマイアミ・ヒートでチームメイトとしてともにチャンピオンリングを勝ち取った盟友ドゥエイン・ウェイドは、身体能力やスキル以上に、精神面の強さこそが“キング”が長く第一線で活躍できている理由だと考えているようだ。

 元NFL選手のシャノン・シャープがホストを務めるポッドキャスト番組『Club Shay Shay』にゲスト出演したウェイドは、レブロンがキャリア21年目を迎えようとしている現在も現役生活を続けられている理由を、こう説明した。
 
「彼(レブロン)を見てごらん。彼の片足は私の足2本分を合わせたようなものだ。普通の人間とは体格がまるで違う。神様がその恵みを彼に与え、特別な人間にしたんだ。

 それに、彼は気持ちを強く持ち続けられるメンタルがある。それが最も難しい部分のひとつだ。肉体的にはプレーできても、精神面はもっと早くに削られてしまう……。レブロンは自分自身に『君は疲れてもいないし、ケガもしていない』と言い聞かせることができる。それが可能なメンタリティーを持ち合わせているのさ。

 彼のマインドは強い。彼にとって最大の強みのひとつが、そのマインドだ。人々は彼のバスケIQはクレイジーだと言うよね。いや、彼は知的で、強い心を持っているんだ。そのおかげで、彼は進み続けることができる。年々難しくなっていくとは思うけど、彼のメンタルが強くあり続ける限り、あと2、3年は平均20点以上をマークできるだろう」

 かつての相棒をそう評したウェイド。恵まれた身体能力や卓越したスキルとバスケIQ、そして鋼のメンタルを持ち合わせているレブロンが引退する日は、まだ当分先になりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】38歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
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