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NBA

渡邊雄太のプレシーズン2戦目は2本の3ポイントを含む9得点。初戦に続き攻守で献身的な働き<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.10.11

渡邊にとって初のホームゲームは2本の3ポイントを含む9得点、2リバウンド、1アシストという成績だった。(C)Getty Images

渡邊にとって初のホームゲームは2本の3ポイントを含む9得点、2リバウンド、1アシストという成績だった。(C)Getty Images

 現地時間10月10日(日本時間11日)、フェニックス・サンズは本拠地フットプリント・センターでデンバー・ナゲッツとのプレシーズンマッチを行ない、107-115で敗れた。

 プレシーズン2戦目のサンズは、注目のデビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールのビッグ3が揃って欠場。それでもジョシュ・オコーギーの17得点を筆頭に、先発4人が2桁得点、出場した全選手が得点をあげるなど、バランスの取れた攻撃を展開した。

 延長の末に勝利を収めたデトロイト・ピストンズとのプレシーズン初戦で10得点、5リバウンドをマークした渡邊雄太は、第1クォーター残り4分にユスフ・ヌルキッチに代わって登場。

 直後に左45度付近から3ポイントをミスするも、セカンド・チャンスからグレイソン・アレンのパスを受け、長距離砲を決めて初得点を記録する。ディフェンスではガードのレジー・ジャクソンにマッチアップしミスを誘うなど好プレーを見せた。

 第3クォーター残り2分にはドライブを仕掛け、ディフェンダーのタイミングをずらしてフェイダウェイ、終盤には相手のファウルを誘ってフリースローを1本成功。さらに第4クォーター残り3分24秒には左コーナーからこの日2本目の3ポイントを決めた。
 
 この日の渡邊は23分間で9得点、2リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率42.9%(3/7)、3ポイント成功率40%(2/5)、フリースロー成功率50%(1/2)、出場時の得失点差は-1という成績だった。

 プレシーズン初戦後にフランク・ヴォーゲル・ヘッドコーチから「どんな時も適切なポジションにいる。戦術も理解しているし、攻防両面で素晴らしいプレーだった」と称賛された渡邊。

 本日のナゲッツ戦でも攻守で存在感を放った背番号18の評価は、着実に上がっていると言って良いだろう。

 サンズは10月12日と16日にポートランド・トレイルブレイザーズ、19日に八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズと対戦し、プレシーズンが終了。レギュラーシーズン開幕戦は10月24日、アウェーでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】NBAのフェニックス・サンズに加入!日本代表でも躍動する渡邊雄太を厳選ショットで特集!
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