4年ぶりのプレーオフ進出を狙うダラス・マーベリックスに、シーズン最初の試練が訪れた。絶対的な司令塔に成長したルカ・ドンチッチが、右足首捻挫で約2週間の離脱を強いられることになったのだ。
2018年ドラフト1巡目3位でNBA入りしたドンチッチは、ルーキーイヤーから平均21.2点、7.8リバウンド、6.0アシストをマークして新人王を獲得。今季も"2年目のジンクス"などどこ吹く風とばかりにトリプルダブルを連発し、1976年以降では史上最長となる20試合連続で20点、5リバウンド、5アシスト以上を続けていた。
しかし、12月14日のマイアミ・ヒート戦でアクシデントに見舞われる。第1クォーターの残り10分30秒過ぎ、左45度からドライブした際にヒートのケンドリック・ナンの足に引っかかって右足を負傷。コートに倒れ込んでしばらく動けず、ロッカールームに下がった後にコートへ戻ることはなかったが、MRI検査の結果、右足首捻挫と診断された。
リック・カーライル・ヘッドコーチ(HC)は、ドンチッチが16日に敵地で行なわれるミルウォーキー・バックス戦には帯同せず、チームスタッフのケイシー・スミスとともにダラスに残って治療を受けることを示唆。18日までは情報のアップデートはなく、様子見になることを明かした。
マーベリックスはバックス戦後もボストン・セルティックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、トロント・ラプターズとイースタンのチームとの対戦が続くが、ドンチッチの復帰はクリスマス後のサンアントニオ・スパーズ戦(26日)以降になる見込み。カーライルHCも「明らかに素晴らしい選手を失った」と話している。
今のドンチッチはマーベリックスにとって、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンやロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ、バックスのヤニス・アデトクンボのように替えの利かない絶対的な存在だ。1試合平均30点、9リバウンド、9アシストをあげるエースの穴埋めをするのは容易ではなく、ティム・ハーダウェイJr.も「ヒート戦の後半にしたことを48分間やり続けないといけない。それは簡単ではない」と覚悟を滲ませている。
ジェイレン・ブランソン、デロン・ライト、JJ・バレアのガード陣だけでなく、クリスタプス・ポルジンギスらチーム一丸となってこの試練に立ち向かうことになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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2018年ドラフト1巡目3位でNBA入りしたドンチッチは、ルーキーイヤーから平均21.2点、7.8リバウンド、6.0アシストをマークして新人王を獲得。今季も"2年目のジンクス"などどこ吹く風とばかりにトリプルダブルを連発し、1976年以降では史上最長となる20試合連続で20点、5リバウンド、5アシスト以上を続けていた。
しかし、12月14日のマイアミ・ヒート戦でアクシデントに見舞われる。第1クォーターの残り10分30秒過ぎ、左45度からドライブした際にヒートのケンドリック・ナンの足に引っかかって右足を負傷。コートに倒れ込んでしばらく動けず、ロッカールームに下がった後にコートへ戻ることはなかったが、MRI検査の結果、右足首捻挫と診断された。
リック・カーライル・ヘッドコーチ(HC)は、ドンチッチが16日に敵地で行なわれるミルウォーキー・バックス戦には帯同せず、チームスタッフのケイシー・スミスとともにダラスに残って治療を受けることを示唆。18日までは情報のアップデートはなく、様子見になることを明かした。
マーベリックスはバックス戦後もボストン・セルティックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、トロント・ラプターズとイースタンのチームとの対戦が続くが、ドンチッチの復帰はクリスマス後のサンアントニオ・スパーズ戦(26日)以降になる見込み。カーライルHCも「明らかに素晴らしい選手を失った」と話している。
今のドンチッチはマーベリックスにとって、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンやロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ、バックスのヤニス・アデトクンボのように替えの利かない絶対的な存在だ。1試合平均30点、9リバウンド、9アシストをあげるエースの穴埋めをするのは容易ではなく、ティム・ハーダウェイJr.も「ヒート戦の後半にしたことを48分間やり続けないといけない。それは簡単ではない」と覚悟を滲ませている。
ジェイレン・ブランソン、デロン・ライト、JJ・バレアのガード陣だけでなく、クリスタプス・ポルジンギスらチーム一丸となってこの試練に立ち向かうことになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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