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NBA

金的→ノーコールの判定に不服のグリーンがジャッジの不公平さを主張「ドレイモンド・ルール……クールだね」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.11.06

暗黙のルールがあることを主張するグリーンだが、はたして。(C)Getty Images

暗黙のルールがあることを主張するグリーンだが、はたして。(C)Getty Images

 現地時間11月5日(日本時間6日、日付は以下同)に行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとクリーブランド・キャバリアーズの一戦は、ホームのキャバリアーズが115-104で勝利。ウォリアーズの連勝を5でストップし、今季3勝目(4敗)を手にした。

 この試合の開始からわずか3分、観ている側も痛くなる“事件”が起きた。第1クォーター残り9分半、リバウンド争いの際にジャレット・アレンの左脚がドレイモンド・グリーンの股間部分にヒットしたのだ。

 ただ、グリーンはフロアに倒れ込んで悶絶したものの、笛が吹かれることはなくそのままプレー続行。グリーンもベンチに下がることなくコートに立ち続けたが、そのお咎めなしの判定がよほど不服だったか、試合後に自身のインスタグラムを更新し、“金的”を受けた瞬間の写真とともに、絵文字を添えてこうメッセージを綴った。
 
「“ドレイモンド・グリーン・ルール”はドレイモンド・グリーンが(攻撃を)放った時だけのルールだ……クールだね」

 この“ドレイモンド・グリーン・ルール”とは、グリーンが以前から口にしている、彼にのみ適用されるルールのこと。曰く、悪質とみなされるプレーをしたとしても、自分にだけ故意にやったと判断されて罰金や出場停止処分が科され、他の選手はスルーされているとして「100%そういうルールがあるのは間違いない」と主張している。

 ただ、実際にそういったものがあるかはさておき、グリーンがレフェリーから目をつけられているのは、彼自身のこれまでのプレーを考えれば致し方ないのかもしれない。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やスティーブン・アダムズ(メンフィス・グリズリーズ)を筆頭に、彼に金的などの悪質なプレーを受けた選手が少なからずいるからだ。

 今回は自身が“被害者”となってしまったグリーン。とはいえ、今後も彼のアグレッシブなプレースタイルが変わることはないだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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