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【NBA】渡邊雄太が3ポイント3本の9得点!しかしデュラント不在のサンズはキングスに逆転負け<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.09

渡邊は3本の3ポイントを決めて9得点をマークした。(C)Getty Images

 現地時間12月8日(日本時間9日)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでフェニックス・サンズとサクラメント・キングスが対戦した。

 この日のサンズは大黒柱のケビン・デュラントが左足首の負傷、シューターのグレイソン・アレンが右鼠径部の負傷で欠場。先発はデビン・ブッカー、エリック・ゴードン、ジョシュ・オコーギー、ケイタ・べイツ・ジョップ、ユスフ・ヌルキッチが務めた。

 試合序盤、サンズはゴードンとべイツ・ジョップの連続3ポイント、ゴードンのレイアップ、ブッカーの3ポイントで11ー2とスタートダッシュに成功する。一方のキングスもドマンタス・サボニスとディアロン・フォックスの2枚看板の活躍で追い上げ、第1クォーターは26-24とサンズのリードで終了。

 第2クォーター、サンズの渡邊雄太はスタートから登場。2試合ぶりにコートに立つと、残り8分11秒にブッカーのパスを受けて3ポイントを決め、6分26秒にはドライブからドリュー・ユーバンクスのフックシュートをアシスト。その後もリバウンドで存在感を放ち、サンズは59-50と9点差をつけて後半戦へ。
 
 しかし、第3クォーターのサンズは前半とは対照的にシュートが決まらなくなり、フィールドゴール成功率26.1%(6/23)、3ポイントは8本打って1本も決まらず、12得点と大ブレーキ。スタメンの得点は序盤のべイツ・ジョップのアリウープ2点のみで、71-83とキングスに逆転を許す。

 オフェンスでリズムを失い試合をひっくり返されたサンズだが、第4クォーターに渡邊が意地を見せる。残り10分4秒に右45度付近から3ポイントを沈めると、8分54秒には右コーナーからも長距離砲をヒットし会場を沸かせた。さらにサンズはブッカーとヌルキッチがそれぞれ10得点と奮闘したものの、フォックスにこのクォーターだけで23得点を奪われ、106-114で敗れた。

 サンズはブッカーが28得点、7リバウンド、7アシスト、ゴードンが19得点、ヌルキッチが15得点、9リバウンド、チメジー・メトゥが10得点、ジョーダン・グッドウィンが8得点、5リバウンド、6アシスト、ユーバンクスが8得点、6リバウンドを記録。

 渡邊は23分50秒間の出場で9得点、2リバウンド、1アシスト。積極的にシュートを放ち、3ポイント成功率37.5%(3/8)、得点は今季2番目に多い数字で、3ポイント成功3本は最多タイだった。

 12勝10敗(勝率54.5%)のサンズは次戦、12日にホームでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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