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「NBAが1兆ドル規模になったのはジョーダンのおかげ」重鎮ガーネットが“神様”のリーグ発展への功績に敬意<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.30

今日のリーグの発展と収益は、ジョーダンなくしてあり得なかっただろう。(C)Getty Images

 2022-23シーズンは過去最高となる約105億ドルもの収益を得たNBA。オフにはジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)が歴代最高額の3億400万ドルで延長契約を締結、今季のサラリーキャップは10年前と比べて倍以上の1億3602万ドルまで到達、2026-27シーズンには史上初の6000万ドルプレーヤーが一気に6人も誕生することを考えると、リーグがどれほど儲けているかがわかるはずだ。

 そんな今日のNBAの繫栄が、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)のおかげであると考えているのがケビン・ガーネット。かつてミネソタ・ティンバーウルブズやセルティックスなどで活躍したレジェンドビッグマンは、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『KG Certified』でこう語っている。

「俺にとってマイケル・ジョーダンは"GOAT of GOAT"であり、"キング・オブ・キング"なんだ。今日、俺たちが手にしているすべての贅沢やあらゆる仕組み、多くのビジネス。これらを可能にするため、彼はあらゆることを始めた。俺たちのためにその境界線を取っ払ってくれたんだ。
 
 マイケル・ジョーダンは俺たちを世界的な存在にした。俺たちは世界的に有名になっただけでなく、ライセンスも別の次元に進んだ。バスケットボールビジネスは、マイク(ジョーダンの愛称)のおかげで別次元に達したんだ。マイクはリーグを、そしてナイキを1兆ドル規模にしたのさ」

 ブルズの2度のスリーピート達成や、"ドリームチーム"を派遣したバルセロナ五輪を機にNBA人気が世界的に爆発し、今日の発展や収益につながっていることを考えると、ガーネットの主張は間違っていないと言える。NBA、そして『エア・ジョーダン』が看板商品となったナイキは、"神様"に足を向けて寝られないはずだ。

構成●ダンクシュート編集部

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