現地時間4月19日(日本時間20日、日付は以下同)、NBAはプレーイン・トーナメント最終日を迎え、イースタン・カンファレンス第8シード決定戦でマイアミ・ヒートがシカゴ・ブルズを112-91で下し、プレーオフ進出を決めた。
ヒートは大黒柱のジミー・バトラーが右ヒザの内側側副靱帯捻挫で欠場するも、タイラー・ヒーローがいずれもチームトップの24得点、10リバウンド、9アシストとトリプルダブル級のパフォーマンス。さらにハイメ・ハケスJr.が21得点、6リバウンド、6アシスト、ケビン・ラブが16得点、7リバウンド、バム・アデバヨが13得点、4リバウンド、4アシスト、2ブロックと活躍し勝利を手繰り寄せた。
そうして迎えたプレーオフ、21日に幕を開けたファーストラウンドの相手はリーグ最高成績の64勝18敗(勝率78.0%)を記録したボストン・セルティックス。今季レギュラーシーズンは3戦全敗、加えてバトラーが数週間の離脱とあって形勢不利なのは否めず、実際に第1戦は94-114で完敗を喫した。
ただ、昨季も第8シードからファイナルまで勝ち上がったように、近年のヒートはどんな状況でも決して侮れない、不気味な存在になりつつある。加えて両チームは昨季、そして一昨季にもカンファレンス・ファイナルで最終第7戦まで戦う激闘を演じたライバルチーム。2022年はセルティックス、2023年はヒートが勝ち切ってNBAファイナルへ駒を進めたわけだが、そんな彼らが今季はファーストラウンドで対戦するだけに、どんな展開が待ち受けているか気になるところだ。
セルティックスとのシリーズを前に、アデバヨはこう意気込んでいた。
「激しい競争になるだろうね。これはバトルなんだ。ぬかるみにはまることになるだろう。美しいバスケットボールにはならないさ。それは僕らがあのチームと対戦する時は普通のことなのさ」
主砲バトラーが不在とはいえ、ヒートとセルティックスのラウンドは、今後、荒れ模様になるかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ヒートは大黒柱のジミー・バトラーが右ヒザの内側側副靱帯捻挫で欠場するも、タイラー・ヒーローがいずれもチームトップの24得点、10リバウンド、9アシストとトリプルダブル級のパフォーマンス。さらにハイメ・ハケスJr.が21得点、6リバウンド、6アシスト、ケビン・ラブが16得点、7リバウンド、バム・アデバヨが13得点、4リバウンド、4アシスト、2ブロックと活躍し勝利を手繰り寄せた。
そうして迎えたプレーオフ、21日に幕を開けたファーストラウンドの相手はリーグ最高成績の64勝18敗(勝率78.0%)を記録したボストン・セルティックス。今季レギュラーシーズンは3戦全敗、加えてバトラーが数週間の離脱とあって形勢不利なのは否めず、実際に第1戦は94-114で完敗を喫した。
ただ、昨季も第8シードからファイナルまで勝ち上がったように、近年のヒートはどんな状況でも決して侮れない、不気味な存在になりつつある。加えて両チームは昨季、そして一昨季にもカンファレンス・ファイナルで最終第7戦まで戦う激闘を演じたライバルチーム。2022年はセルティックス、2023年はヒートが勝ち切ってNBAファイナルへ駒を進めたわけだが、そんな彼らが今季はファーストラウンドで対戦するだけに、どんな展開が待ち受けているか気になるところだ。
セルティックスとのシリーズを前に、アデバヨはこう意気込んでいた。
「激しい競争になるだろうね。これはバトルなんだ。ぬかるみにはまることになるだろう。美しいバスケットボールにはならないさ。それは僕らがあのチームと対戦する時は普通のことなのさ」
主砲バトラーが不在とはいえ、ヒートとセルティックスのラウンドは、今後、荒れ模様になるかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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