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NBA

シャック、アイバーソン、ダンカン、コビー……スターひしめく2000年代のNBA。リーグは一気にグローバル化へ【NBA70年史|2001~10年】

2019.12.31

圧倒的な支配力で、シャックは00年代のリーグを席巻。(C)Getty Images

圧倒的な支配力で、シャックは00年代のリーグを席巻。(C)Getty Images

 2010年代に終わりを告げ、これからNBAは新たなディケイド(10年)に突入する。その前に、73年の長い歴史を誇るリーグの歩みを、今一度時代ごとに振り返っておくべきではないだろうか。

 2000年代に入ると、レイカーズやスパーズといった優秀なビッグマンを擁するウエストのチームがリーグを支配。この10年間でイーストの球団が頂点に立ったのは3回だけと、完全に西高東低の時代だった。
 
■圧倒的な支配力を見せつけリーグを席巻したシャック

 マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)引退後の混沌と、NBAのグローバル化がゆえに、2000年代のリーグは大混戦の時代となった。このディケイドに優勝を飾ったのは、ロサンゼルス・レイカーズ、デトロイト・ピストンズ、マイアミ・ヒート、サンアントニオ・スパーズ、ボストン・セルティックスの5チームのみ。それでも多くの個性的なスター選手、躍進チームが台頭し、群雄割拠の印象をファンに与えることになる。

 まず莫大なインパクトを残したのは、身長216cm、147kgの巨漢選手、シャキール・オニールだ。その破壊的なパワー、体格に似合わぬクイックネス、天衣無縫なキャラクターでリーグの顔となったシャックは、フィル・ジャクソン・ヘッドコーチ、コビー・ブライアントと名物トリオを形成し、レイカーズを3連覇に導く。そのすべてでファイナルMVPに輝いたシャックは、“最も支配的な選手の1人”という称号まで手にした。

 もしシャックがレイカーズに残っていたら、あといくつのチャンピオンバナーがLAに追加されていたのか。しかしながら、コビーとの確執もあって、ピストンズに敗れた04年のファイナル終了後のオフ、怪物センターはヒートへ移籍。シャックは新天地でも06年に新鋭ドゥエイン・ウェイドとタッグを組んで優勝を飾るが、彼が抜けたレイカーズは短い低迷期に突入する。

 シャック以外にも、この時代を彩ったスーパースターは枚挙に暇がない。183cmの小柄な身体で敢然とゴールに向かうアレン・アイバーソンの飽くなきプレーは、多くのファンの胸を打った。フィラデルフィア・セブンティシクサーズの絶対的エースとして、01年にシーズンMVPを獲得しファイナルにも進出。前年王者のレイカーズに敗れはしたものの、初戦で48得点をあげてシリーズ唯一の勝利を手にしたパフォーマンスは、鮮烈なハイライトとしてリーグ史に刻まれている。
 
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