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パリ五輪

【パリ五輪】アメリカが2連勝で予選突破!日本と“3位争い候補”の南スーダンは得失点差-6に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.08.01

大会前のテストマッチで1点差勝負を演じた南スーダンに対し、アメリカは前半19点差をつけて快勝した。(C)Getty Images

大会前のテストマッチで1点差勝負を演じた南スーダンに対し、アメリカは前半19点差をつけて快勝した。(C)Getty Images

 現地7月31日、パリ五輪男子バスケットボール予選ラウンドのグループC第2戦が行なわれ、優勝候補のアメリカ(FIBAランキング1位)が南スーダン(同33位)に103-86で勝利。2連勝でグループ2位以上が確定し、決勝トーナメント進出を決めた。

 アメリカの先発は初戦に続いてステフィン・カリー、デビン・ブッカー、レブロン・ジェームズの3人、加えてアンソニー・デイビス、今大会初出場のジェイソン・テイタムのラインナップで臨んだ。

 レブロンとデイビスの連続ダンクなどで6点を先制したアメリカだが、直後に逆転を許す拮抗した立ち上がりに。それでもケビン・デュラントやデリック・ホワイト、アンソニー・エドワーズらセカンドユニットの活躍もあって26-14とリードして第1クォーターを終える。

 第2クォーターはオリンピックデビューとなったタイリース・ハリバートンが2本の3ポイントを決めるなど、計6本の長距離砲を沈めてリードを拡大。55-36で迎えた後半は南スーダンにスコアで上回られたものの、終始2桁リードをキープする盤石の試合運びで快勝した。

 18得点、7リバウンドをあげたバム・アデバヨが2部門でチーム最多。さらにデュラントが14得点、エドワーズが13得点、3スティール、レブロンが12得点、7リバウンド、5アシストを記録。テイタムは4得点、カリーは3得点にとどまったものの、欠場したジョエル・エンビードを除く出場11人が20分前後のプレータイムで自身の役割を遂行した。
 
 グループCはアメリカが2連勝で首位。初戦でアメリカに26点差で敗れ、2戦目のプエルトリコに41点差で大勝したセルビアと南スーダンが1勝1敗で2位と3位につけている。8月3日(日本時間4日)の第3戦はこの両者が激突し、勝った時点でグループ突破が決まる。ちなみに、昨年のW杯でも両者は同グループだったが、この時はセルビアが115-83で大勝している。

 一方、敗れた側にも予選突破の可能性は残される。決勝トーナメントントには3つあるグループの上位2チーム(計6チーム)のほか、3位となった3チームのうち成績上位2チームが進むことができる。これは2日の最終戦でブラジルとグループB3位の座を懸けて戦う日本代表にも大きく関わってくる。

 全チーム残り1試合となった現時点で、各グル-プの3位はA組がスペイン(1勝1敗)、B組は日本(2敗)、C組は南スーダン(1勝1敗)。日本としてはもちろん、ブラジルに勝利することが絶対条件だが、たとえ試合の中で勝ちが濃厚な展開になったとしても、得失点差争いになるであろう南スーダンとの差を考えて、可能な限りスコアを伸ばしていきたい。

 各グループの途中経過は以下の通りだ。

■グループA途中経過
※2試合終了時点。カッコ内は得失点差。★=決勝トーナメント進出決定。

1位 カナダ/2勝0敗(+17)★
2位 オーストラリア/1勝1敗(+2)
3位 スペイン/1勝1敗(-5)
4位 ギリシャ/0勝2敗(-14)

■グループB途中経過
※2試合終了時点。カッコ内は得失点差。★=決勝トーナメント進出決定。

1位 ドイツ/2勝0敗(+33)★
2位 フランス/2勝0敗(+16)★
3位 日本/0勝2敗(-24)
4位 ブラジル/0勝2敗(-25)

■グループC途中経過
※2試合終了時点。カッコ内は得失点差。★=決勝トーナメント進出決定。

1位 アメリカ/2勝0敗(+43)★
2位 セルビア/1勝1敗(+15)
3位 南スーダン/1勝1敗(-6)
4位 プエルトリコ/0勝2敗(-52)

構成●ダンクシュート編集部

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