1月10日(日本時間11日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでアトランタ・ホークスと対戦し、111-101で勝利を収めた。
「今日は粘り強く攻め続けた。序盤に良いスタートを切ったが、第2クォーターの後半に相手の速攻を止められず、流れが変わった。でも最後は引き締めて、粘り強く戦えた」
試合後にスコット・ブルックス・ヘッドコーチ(HC)が振り返ったように、ウィザーズはホークスの追い上げを振り切り、ホーム3連勝をマークした。
この日のウィザーズは、フィールドゴール37.5%(42/112)、3ポイント34.5%(10/29)とショットが不調だったが、イアン・マヒンミ(5本)、ジョーダン・マクレー(4本)らがリバウンドで奮闘。チーム全体で19本のオフェンシブ・リバウンドを奪い、セカンドチャンスにつなげたことが勝利につながった。
得点面ではマクレーがゲームハイの29得点に加え、8リバウンド、6アシスト、トロイ・ブラウンJr.が18得点、10リバウンド、10試合ぶりに復帰したダービス・ベルターンスが3本の3ポイント成功を含む14得点、7リバウンドなど、計6選手が2桁得点をあげている。
戦列に戻ったベルターンスについて指揮官は、「彼は要所でしっかりとショットを決めてくれた。打たない時でも、厳しいマークを受けていたね」と高評価。出場時間帯における得失点差で、ベルターンスは両軍トップの+21という数字を叩き出した。
そしてディフェンス面で良い仕事を見せたのは、11得点、5リバウンドを記録したゲイリー・ペイトン二世。今季ここまで平均29.2点をあげていたトレイ・ヤングに対して好ディフェンスで19得点、7アシスト、6ターンオーバー、フィールドゴール35.0%(7/20)、3ポイントは0.0%(0/7)に封じ込めた。
試合後、ペイトン二世は「彼のショットのほとんどは3ポイント。だから僕らは彼の3ポイントを少なくさせるように、なるべく遠い位置から打たせるようにしたんだ」とコメント。
一方、相手の術中にハマったヤングは、「ゲイリーは本当にいいディフェンダー。今夜のショットミスのほとんどは自分たちで招いてしまったもの。僕はそれらを決め切ることができなかった」と悔やんでいた。
この日の勝利で、ウィザーズは2020年に入って3勝3敗。イースタン・カンファレンス11位の13勝25敗ながら、9位のシャーロット・ホーネッツ(15勝26敗)とわずか0.5ゲーム差、8位のブルックリン・ネッツ(17勝20敗)とは4.5ゲーム差となっている。
ブラッドリー・ビールをはじめ、トーマス・ブライアントやモリッツ・ヴァグナー、八村塁はこの日も欠場したものの、ブルックスHCは「ここ2、3週間で他の選手も戻ってくると思う」と語っており、ウィザーズは今月中にも現有戦力におけるベストメンバーが揃う見込みだ。
レギュラーシーズンは間もなく折り返し地点を迎える。ウィザーズは主力選手が復帰することで、プレーオフ圏内に浮上することができるのか。期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】美女揃い!妖艶ダンスで人々を魅了するNBAのチアリーダー特集!
「今日は粘り強く攻め続けた。序盤に良いスタートを切ったが、第2クォーターの後半に相手の速攻を止められず、流れが変わった。でも最後は引き締めて、粘り強く戦えた」
試合後にスコット・ブルックス・ヘッドコーチ(HC)が振り返ったように、ウィザーズはホークスの追い上げを振り切り、ホーム3連勝をマークした。
この日のウィザーズは、フィールドゴール37.5%(42/112)、3ポイント34.5%(10/29)とショットが不調だったが、イアン・マヒンミ(5本)、ジョーダン・マクレー(4本)らがリバウンドで奮闘。チーム全体で19本のオフェンシブ・リバウンドを奪い、セカンドチャンスにつなげたことが勝利につながった。
得点面ではマクレーがゲームハイの29得点に加え、8リバウンド、6アシスト、トロイ・ブラウンJr.が18得点、10リバウンド、10試合ぶりに復帰したダービス・ベルターンスが3本の3ポイント成功を含む14得点、7リバウンドなど、計6選手が2桁得点をあげている。
戦列に戻ったベルターンスについて指揮官は、「彼は要所でしっかりとショットを決めてくれた。打たない時でも、厳しいマークを受けていたね」と高評価。出場時間帯における得失点差で、ベルターンスは両軍トップの+21という数字を叩き出した。
そしてディフェンス面で良い仕事を見せたのは、11得点、5リバウンドを記録したゲイリー・ペイトン二世。今季ここまで平均29.2点をあげていたトレイ・ヤングに対して好ディフェンスで19得点、7アシスト、6ターンオーバー、フィールドゴール35.0%(7/20)、3ポイントは0.0%(0/7)に封じ込めた。
試合後、ペイトン二世は「彼のショットのほとんどは3ポイント。だから僕らは彼の3ポイントを少なくさせるように、なるべく遠い位置から打たせるようにしたんだ」とコメント。
一方、相手の術中にハマったヤングは、「ゲイリーは本当にいいディフェンダー。今夜のショットミスのほとんどは自分たちで招いてしまったもの。僕はそれらを決め切ることができなかった」と悔やんでいた。
この日の勝利で、ウィザーズは2020年に入って3勝3敗。イースタン・カンファレンス11位の13勝25敗ながら、9位のシャーロット・ホーネッツ(15勝26敗)とわずか0.5ゲーム差、8位のブルックリン・ネッツ(17勝20敗)とは4.5ゲーム差となっている。
ブラッドリー・ビールをはじめ、トーマス・ブライアントやモリッツ・ヴァグナー、八村塁はこの日も欠場したものの、ブルックスHCは「ここ2、3週間で他の選手も戻ってくると思う」と語っており、ウィザーズは今月中にも現有戦力におけるベストメンバーが揃う見込みだ。
レギュラーシーズンは間もなく折り返し地点を迎える。ウィザーズは主力選手が復帰することで、プレーオフ圏内に浮上することができるのか。期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】美女揃い!妖艶ダンスで人々を魅了するNBAのチアリーダー特集!